日本語教授法C(技能別)２

外国語学部

FLG69500

コース情報

担当教員: 永澤済

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 月4

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 可

評価方法

授業参加

20%

小テスト等

30%

その他

教案・教材作成,レポート

50%

詳細情報

概要

外国語として日本語を学ぶ人たちにとって,日本語はどう見えるのでしょうか。難しさはどこにあり,なぜそうなのでしょうか。この授業では,そのような視点で学習者の「読む・書く」プロセスと教授法について考えます。実際の教材を例にとり,講義,ディスカッション,課題(教案・教材の考察・作成)の構成で進めます。学習者の学びを考察することを通して,自分自身の外国語学習を客観的に見つめ直す機会にもなるでしょう。 *四技能のうち,「聞く・話す」については春学期の「日本語教授法C(技能別)１」で扱います。授業計画は,受講者数等により多少変更する可能性があります。

目標

「読む」「書く」プロセスを理解したうえで,日本語教育の教材を分析したり,自分なりの教案や教材をデザインする力を養う。

授業外の学習

・課題(教案・教材の考察など)に取り組む(各回60分程度)。・他の参加者の考察を参照し,考えを深める(各回30分程度) ・参考資料を読む(各回30分程度) ・教案・教材を作成する(指定回に200分程度)。

所要時間: 190分程度

スケジュール

イントロダクション言語学習における読む・書くとは日本語の文字・文章(表記,話し言葉と書き言葉,ジャンル)の特性 ※以下の予定は,参加者の関心や人数などにより変更することがあり得る。
「読む」教育のめざすこと
読むプロセスとストラテジー
読み方を育てる活動
読む力を伸ばす授業・教材の工夫
ミニ実習
実習の考察,読解の評価
書くことと話すこと,コミュニケーション「書く」教育のめざすこと
学習段階と書く活動,書く(初級)の考察
書く(初級,中級)の考察と評価
書く(上級)の考察と評価,書く力を伸ばす活動
模擬授業(１)
模擬授業(２)
まとめ

教科書

教科書の入手が必要です。

読むことを教える

著者: 国際交流基金

出版社: ひつじ書房,2011年
書くことを教える

著者: 国際交流基金

出版社: ひつじ書房,2011年

参考書

書籍情報はありません。