日本語教育学A(文法)1
外国語学部
FLG68200
コース情報
担当教員: 峯 布由紀
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木4
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
リアクションペーパー
10%
授業内期末試験
授業期間中
40%
小テスト等
40%
その他
発表10% ※4回以上欠席した場合は不合格となります。
10%
詳細情報
概要
この講義では,日本語の基本的な構造について学びます。そして,グループディスカッションを行いがら,私たちが普段何気なく話している会話の中に見られる日本語の文の特徴について考えます。また,グループに分かれて,日本語学習者向けの教材で書く文法がどのように扱われているかを確認し,発表してもらいます。それを確認した上で,外国語/第二言語として日本語学ぶ学習者にどのように各文法を教えたら良いかについて考えます。
目標
この講義では日本語の単文の構造について理解するとともに,その法則性について説明できる力をつけることを目標とします。そして,授業で扱った項目を日本語を学ぶ学習者に教えることができるようになることをめざします。
授業外の学習
この授業では,1コマ当たり190分程度の授業時間外学習が求めます。毎回授業開始時に復習小テストを行いますので,授業内容についての復習(120分),予習課題(30分),発表課題(教材研究)の準備やわからなかったところの確認等(40分)が必要になります。
所要時間: 190分
スケジュール
- オリエンテーション,品詞と動詞の活用 (講義スケジュールは受講生の数,日本語教育に関する科目の履修歴等により少し変更する可能性あります。)
- 格助詞と文構造
- とりたて詞 ハとガの使い分け
- 指示詞
- 受け身文
- 使役文,使役受身文
- 可能,自発,自動詞と他動詞
- 授受表現
- テンス・アスペクト① テイルの用法
- テンス・アスペクト② 日本語のテンスの特徴,時を表す表現
- 複合動詞
- モダリティ① 対事的モダリティ
- モダリティ② 対人的モダリティ,説明のモダリティ
- 期末試験
教科書
Moodleで資料を配布します。
参考書
授業でも紹介します。
初級日本語文法と教え方のポイント
著者: 市川保子
出版社: スリーエーネットワーク・2005
中級日本語文法と教え方のポイント
著者: 市川保子
出版社: スリーエーネットワーク・2007