演習(音声学・音韻論)1
外国語学部
FLG65600
コース情報
担当教員: 北原 真冬
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木3
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
50%
レポート
50%
詳細情報
概要
諸言語の音声学・音韻論に関するさまざまな研究から代表的なものを取り上げ,学生が分担で発表をしたのちにディスカッションを行います.3年生と4年生でペアを組み,学術専門誌の研究論文の紹介をしてもらいつつ,3年生は自分の研究テーマを探っていきます。留学などの事情で1セメスターのみで出入りする方のために,研究手法の導入も徐々に行います.また,その際に4年生は自分の研究の進捗報告も行ってください。
目標
「今まで誰もやったことのない」トピックを自ら発掘し,所与の条件のもとで探求できる適切な範囲の問題を設定できるようになることが3年生の到達目標です.より具体的には,音声・音韻的な事象を取り上げて,そのメカニズムや背後の原理を探るために,「今までに分かっていることは何か」「どのような手法が用いられたか」「未解決の問題は何か」「解決するために自分にできることは何か」を明らかにすることです.4年生は自分の研究を進めつつ,それをわかりやすく人に伝えることを目標にします。
授業外の学習
分担部分の発表準備: 各ペアが学期中に2回から3回の発表ができるようにスケジュールを組むので,順番が回って来た週は,4-5時間はかかるでしょう.期末レポートのためのトピック選定と資料集めは,それとは別にかなりの時間をかけて行ってください。4年生は各自の卒論を進めることに多くの時間を割くことになるでしょう。
所要時間: 190分
スケジュール
- 授業概要説明,グループ分け,担当スケジュール決定
- PCの使い方,文献資料の探し方
- 日英語の音声・音韻現象の研究(1)
- 日英語の音声・音韻現象の研究(2)
- 日英語の音声・音韻現象の研究(3)
- 諸言語の音声・音韻現象の研究(1)
- 諸言語の音声・音韻現象の研究(2)
- 諸言語の音声・音韻現象の研究(3)
- 研究手法の紹介(1)
- 研究手法の紹介(2)
- 研究手法の紹介(3)
- 研究テーマの選定について
- 各自のテーマについて発表
- 期末レポートの作成について
教科書
決まったテキストはありません
参考書
音声研にかなり本を揃えています.ぜひ目を通してください.