言語聴覚障害学概論

外国語学部

FLG62300

コース情報

担当教員: 吉畑 博代

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水5

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

25%

リアクションペーパー

25%

定期試験

定期試験期間中

50%

詳細情報

概要

コミュニケーションの重要な手段であることば/言語の機能やその障害を通じて,人間のコミュニケーションについて考える。具体的には,さまざまなコミュニケーション障害の原因,特徴,評価,さらに訓練・支援方法を紹介する。視聴覚教材や関連資料などにより,コミュニケーションが障害されるとはどのような意味を持つのかを考え,障害を持った方への支援についても理解を深める。

目標

1)様々なコミュニケーション障害の特徴を把握する。 2)各コミュニケーション障害の基本的な症状を把握した上で,コミュニケ―ション障害がある人々への関わり方や支援の仕方を理解する。

授業外の学習

毎回の講義の復習を行うこと

所要時間: 200分

スケジュール

  1. オリエンテーション。成人領域の言語・コミュニケーション障害と言語聴覚士の関わりについて説明する。講義内容の順番については変更になる可能性があるため,1回目の講義にて案内する。
  2. 失語症の症状と支援(急性期~回復期)
  3. 失語症の症状と支援(評価~訓練の流れ)
  4. 生活期における言語聴覚療法~外来,訪問の事例から
  5. 高次脳機能障害の症状と支援
  6. 嚥下障害・構音障害の症状と支援
  7. 認知症の症状と支援
  8. 小児領域の言語・コミュニケーションの問題と言語聴覚士の関わり
  9. 医療の場における言語・コミュニケーション障害とその支援
  10. 教育の場における言語・コミュニケーション障害とその支援
  11. 保健・福祉の場における言語・コミュニケーション障害とその支援
  12. 聴覚障害
  13. 流暢性の障害(吃音)
  14. 発音の障害(構音障害)

教科書

各授業毎に,関連文献・資料を紹介する。

    参考書

    • 絵でわかる言語障害 言葉のメカニズムから対応まで

      著者: 手束真知子

      出版社: Gakken,2013

    • 子どものコミュニケーション障害

      著者: 笹沼澄子監修. 大石敬子編

      出版社: 大修館書店,1998

    • 成人のコミュニケーション障害

      著者: 笹沼澄子監修. 伊藤元信編

      出版社: 大修館書店,1998

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