言語学史2

外国語学部

FLG61920

コース情報

担当教員: 高橋 亮介

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 木4

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

10%

リアクションペーパー

10%

授業内期末試験

授業期間中

40%

中間試験

授業期間中

40%

その他

評価基準・割合はあくまで目安であり,受講者数などに応じて変更する可能性がある。なお,欠席回数が累計で4回に達した場合,単位は認定しない。

0%

詳細情報

概要

本授業の目的は,ソシュールに始まる二十世紀の言語研究がどのような背景のもとでどのように発展してきたかを把握することにある。講義を通じて学術史を概観するだけではなく,受講者間での議論を通じて,時代ごとの考え方とその問題点について,各受講者が理解を深めていくことをも目指す。

目標

二十世紀初頭から現代へとつながる言語研究の流れを概観し,時代や学派ごとの特色を整理することにより,言語学に対する多角的かつ重層的な捉え方を身につけることができる。

授業外の学習

毎回の授業後,以下の学習(合計190分)を行うことが求められる。 ・講義資料やノートを参考に授業の内容を要約する(60分) ・関連文献を読み込み,知識の整理と深化に努める(130分)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. ※以下は予定であり,授業の進捗状況により,詳細は変更する可能性がある。 オリエンテーション,ソシュールの言語研究[共時態と通時態]
  2. ソシュールの言語研究[ラングとパロール]
  3. ソシュールの言語研究[言語記号の性質]
  4. プラーグ学派[音韻論]
  5. プラーグ学派[機能文法]
  6. コペンハーゲン学派
  7. 中間試験と解説
  8. アメリカ言語学[エドワード・サピア]
  9. アメリカ言語学[レナード・ブルームフィールド]
  10. アメリカ言語学[分布主義]
  11. アメリカ言語学[直接構成素分析]
  12. ノーム・チョムスキー
  13. 変形文法
  14. 期末試験と解説

教科書

適宜,資料を配布もしくはMoodleコース上に掲出する。

    参考書

    • 言語学史

      著者: 興津達朗

      出版社: 大修館

    • A Short History of Linguistics

      著者: R.H.Robins

      出版社: Longman

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