日本語学概説1
外国語学部
FLG61000
コース情報
担当教員: 加藤 孝臣
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
授業内期末試験
授業期間中
60%
小テスト等
40%
詳細情報
概要
「日本語学概説1・2」は日本語学(日本語言語学)の入門コースです。日本語とはどのような言語なのでしょうか?「日本語学概説1」では,日本語の音声的,音韻的,形態的特徴とその記述・分析方法について基本的な事柄を学びます。取り上げる予定のトピックには,子音,母音,音素,音韻規則,連濁,モーラ,アクセント,品詞(範疇),形態素,派生と屈折,語形成,などが含まれます。 授業は講義形式で進めます。 履修にあたって日本語学/言語学の予備知識は必要ありません。 「日本語学概説2」(秋学期開講)と併せて履修することを薦めます(「日本語学概説2」では,日本語統辞論(統語論)について学びます)。
目標
日本語音声学・音韻論・形態論に関する初歩的な知識を修得する。
授業外の学習
・授業中にとったノートを整理する。 ・ハンドアウトやノートを見返して,授業で学習した事柄について理解を定着させる。
所要時間: 200分
スケジュール
- (※以下のスケジュールは授業の進捗状況等により変更になる場合があります) イントロダクション
- 音声学(1)(音声器官,子音の分類,等)
- 音声学(2)(日本語の子音,母音の分類,日本語の母音)
- 音韻論(1)(音素,異音,等)
- 音韻論(2)(音韻規則,日本語の子音音素)
- 音韻論(3)(動詞の活用,規則の順序づけ)
- 音韻論(4)(連濁)
- 音韻論(5)(音節とモーラ,混成語とモーラ,等)
- 音韻論(6)(東京方言のアクセント,アクセントと音節,等)
- 形態論(1)(品詞(範疇),等)
- 形態論(2)(形態素,接辞,等)
- 形態論(3)(語形成)
- まとめ
- 期末試験
教科書
なし(毎回ハンドアウトを配布します)。
参考書
授業中に紹介します。