ラテンアメリカ地域研究入門

概要

南北アメリカ大陸およびカリブ海の島々を含む広大な地域に育まれ,多様な文化と豊かな資源に恵まれたラテンアメリカ地域とは何か,そしてそれをより深く知るためには,どのような研究アプローチの視点や方法があるのだろうか。本科目は,ラテンアメリカ世界とその魅力を理解し,さらなる関心を深めて同地域の研究を志すための手がかりとなるような,コース導入科目である。ラテンアメリカ研究を専攻する複数の教員が,個々の専門領域と特定地域での経験を通して毎回個別テーマに基づき,ラテンアメリカ初心者にもわかりやすく,かつ多面的な講義を行う。ラテンアメリカ研究コースを選択する外国語学部生は原則として履修すべき科目であるが,他地域に関心のある学生諸君の受講も歓迎する。 【重要】必ず講義開始日よりも前に,LOYOLAの本科目の授業掲示板を確認すること。学期期間中も同掲示板を通じて重要な連絡をおこなうことがあるので,定期的にチェックをすること。

目標

受講者がラテンアメリカ地域の歴史と文化,および現在の政治経済的概況など,同地域に関する基本的な知識を身につけると同時に,ラテンアメリカ地域研究における様々なアプローチについての理解を深める。

授業外の学習

講義資料/講義メディアのなかで各講師が提示する基本文献および参考文献や関連WebSiteなどを参照し,授業内容を確認すると同時に,個別のテーマに関する知見を深める。具体的には以下を参考にすること。 【予習】(所要時間:各回90分程度)。 ・授業のテーマに関係する資料について,参考テキスト等で調べ,自分の関心事についてまとめておく。各回の講師の執筆した論文,書籍も参考にすること。 ・Loyola/Moodle等で授業に関する参考資料の掲出がある場合は,それを読んでおくこと。 【復習】(所要時間:各回100分程度) ・リアクションペーパーを作成する(授業時間内に作成する指示があった場合はこの限りではない) ・授業内容について,授業で提示された論文資料などを参考にし,特に自分の関心事に関連させながらまとめたノートを作成する。

所要時間: 190分