演習(西美術)1
外国語学部
FHS66200
コース情報
担当教員: 松原 典子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月5
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
授業参加
レポート
その他
レポートの評価には授業中のプレゼンテーションの評価も含まれる。
詳細情報
概要
本演習は,西洋美術およびスペイン美術に関する和文・欧文文献の講読,受講生による調査・報告,ディスカッションを通して,美術史の基本用語や研究手法の基礎を身につけるとともに,スペインおよび他のヨーロッパ美術への理解を深めることを目的とする。受講希望者は「西美術史概論」,「西美術史特論」を履修済みであるか,今年度の「西美術史概論」(春学期)を並行履修しなければならない。 また留学や休学等の特別な理由がある場合を除いて,秋学期開講の「演習(西美術)2」と合わせて履修しなければならない。同時に受講生は春学期終盤までに,それぞれ関心のある研究テーマを選定し,秋学期の「演習(西美術)2」の課題であるレポート(8000字以上)執筆に向けた準備を開始しなければならない。 学部カリキュラム・ポリシーに示す「演習科目」であり,スペインを中心としたヨーロッパについて自ら研究課題を設定し掘り下げることで,主体的な研究能力を養うとともに,卒業論文・卒業研究またはゼミ論文を作成することにより,構想力・論理的思考力・表現力を身につけることを目指す。 【アクティブ・ラーニングの方法】 プレゼンテーション,ディスカッション
目標
1.西洋およびスペイン美術史研究に必要な文献収集の方法や,同分野における論文・レポートの書き方を習得する 2.西洋およびスペイン美術史研究の基本用語や様々な研究手法を学ぶ 3.西洋およびスペイン美術史に関する比較的平易な内容の欧文文献の読解力,分析力を培う 4.スペイン美術史に関する理解を深める
授業外の学習
予習・復習(70分程度):輪読テキストや配付資料の読み込みと復習 その他(120分以上): 3年次生は美術関連の書籍を読んだり,美術館や展覧会を訪れて,美術全般に関する知識の幅を広げ,学期末に向けて各自の研究テーマ設定に努めること。 4年次生以上の卒論執筆予定者は,十分な時間を確保し,研究の進捗に努めること。
所要時間: 190分
スケジュール
- イントロダクション,資料配付等 (調査報告のための課題の割り振り,発表スケジュールの決定を行うため,初回の授業には必ず参加すること)
- 美術史研究の基礎①
- 卒論執筆者の進捗状況報告①
- 美術史研究の基礎②
- テキスト輪読とディスカッション①
- テキスト輪読とディスカッション②
- テキスト輪読とディスカッション③
- 卒論執筆者の進捗状況報告②
- テキスト輪読とディスカッション④
- テキスト輪読とディスカッション⑤
- テキスト輪読とディスカッション⑥
- 卒論執筆者の進捗状況報告③
- ゼミ論のテーマ発表①
- ゼミ論のテーマ発表②
教科書
テキスト1を通読して授業に臨むこと。
『スペイン美術史入門 積層する美と歴史の物語』
著者: 大髙保二郎,松原典子他
出版社: NHK出版,2018年
参考書
授業中に随時紹介する。