ドイツ政治研究
外国語学部
FGS73600
コース情報
担当教員: 河﨑 健
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 月3
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
10%
授業内期末試験
授業期間中
60%
小テスト等
30%
その他
上記の比率は若干変更される場合もある。
0%
詳細情報
概要
ナチスの災厄の反省を基に構築された戦後のドイツ(ドイツ連邦共和国)の政治制度は長らく,我が国をはじめ多くの国から理想的なものとみなされてきた。しかし1990年の東西ドイツ統一以降,制度構築時には想定されていなかった問題が次々に噴出し,今や多くの点で改革が必要とされるようになってきている。本講義では,ドイツの政治制度の基本を紹介した上で,政治学で議論されている政治制度の特徴を考察し,併せて他の西ヨーロッパ諸国や日本の政治制度についても考えていきたい。 資料配布等で必要なので,授業受講にあたっては,Moodleでコース登録を済ませておくこと。履修登録とは連動していないので,各⾃,登録が必要である。
目標
・ドイツの政治制度の基本を理解する。 ・政治学で議論されている政治制度の特徴を考える。 ・日本の政治制度について考える機会にする。
授業外の学習
・紹介する参考文献や,moodleにアップ予定のレジメやpdfファイルに目を通すこと。 ・復習には通常は1回の授業あたり190分は要する ・翌週の小テストに備えて,Moodleの掲載資料等の復習(90分), ・参考文献・関連文献の読書(100分))。
所要時間: 190分。
スケジュール
- イントロダクション
- ドイツの憲法と首相・大統領
- 選挙制度
- ドイツの政党の横顔(1)CDU,CSU,SPD
- ドイツの政党の横顔(2)FDP,連合90/緑の党
- ドイツの政党の横顔(3)左派党,AfD
- 政党と候補者
- 連邦議会(1)議会の基本的構造
- 連邦議会(2)立法過程
- 連邦政府
- 利益集団とドイツの政治過程
- ドイツの州と連邦制
- ヨーロッパとドイツ
- 期末試験と解説
教科書
開講時に指示する。
参考書
書籍情報はありません。