ドイツ語圏研究A

外国語学部 - ドイツ語学科

FGS10600

コース情報

担当教員: 河﨑 健

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水5

形式: 対面授業

レベル: 100

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

10%

レポート

40%

授業内期末試験

授業期間中

50%

その他

上記の比率はやや変更の可能性もある。

0%

詳細情報

概要

本講義は,ドイツ語圏研究をするための基礎的な知識(現代政治,経済,社会)を身につけることを目的にする。 ドイツ語学科ではドイツ語を学習することが第一の目標だが,最終的にはドイツ語を使ってドイツ事情を理解できる語学力を身につけてほしいし,そのために現代ドイツの社会事情も理解しておく必要がある。またドイツ語学科生の大半は2年次の秋学期の在外履修で直接,ドイツ社会に触れる予定である。ドイツでの充実した留学生活を送るためにもぜひ現代ドイツの社会事情を学んでおいてほしい。 またこの授業では,学術的な学びのための読み書きの基本を身に付けるため,リアクションペーパーやレポートを書くことが大きな比重を占める。

目標

現代ドイツ社会に関する基礎的な知識を身につける。 卒業論文やゼミ論文で取り上げるテーマを選ぶための基礎的な知識を学ぶ。 批判的な読解やレポート執筆の技法を身に付ける。

授業外の学習

毎回の授業後は以下の学習(合計190分)を行うことが求められる。 ・moodleで配布した授業資料を用いて内容を復習する(90分) ・授業中やレジメで指定された複数の文献やサイトを読む(50分) ・インターネットなどで関連情報を調べてみる(50分)

所要時間: 190 分。

スケジュール

  1. 月17日・イントロダクション(河﨑)
  2. 4月24日・レポートの書き方(河﨑)
  3. 5月1日・政治(1)ドイツの政治制度の基本(河﨑)
  4. 5月8日・政治(2)ショルツ政権と信号連立(河﨑)
  5. 月15日・経済(1)ドイツとオーストリアの経済の概要・ドイツの社会的市場経済 (芳賀)
  6. 5月22日・経済(2)ドイツにおける労働者の権利と義務(芳賀)
  7. 5月29日・経済(3)ドイツにおける中小企業と地方自治体(芳賀)
  8. 6月5日・政治(3)移民難民の受け入れを中心とする外国人問題(三好)
  9. 6月12日・政治(4)脱原発,エネルギー安全保障を中心とするエネルギー問題(三好)
  10. 6月19日・政治(5)ウクライナ戦争への対応などの外交,安全保障政策(三好)
  11. 6月26日・社会(1)女性問題(河﨑) レポート提出締め切り
  12. 7月3日・社会(2)ドイツ統一と旧東ドイツの地域と社会(河﨑)
  13. 7月10日・経済(4)ドイツの税制(花岡)※教室でZoom視聴
  14. 7月17日・期末テストとレポート講評(河﨑)

教科書

詳細は開講時に指示する。

    参考書

    • 現代ドイツを知るための67章

      著者: 浜本隆志, 高橋憲

      出版社: 明石書店・2020年

    • 地図で見るドイツハンドブック

      著者: ミシェル・デシェ著,蔵持不三也訳

      出版社: 原書房・2020年

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