EUと欧州安全保障
外国語学部
FFS71000
コース情報
担当教員: 小島 真智子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木3
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
10%
授業参加
10%
リアクションペーパー
30%
レポート
50%
その他
プレゼンを実施する者はレポート提出を免除される。
0%
詳細情報
概要
この授業では,安全保障問題を中心とするEUの対外関係を中心に多角的に見ていく。ヨーロッパ統合は,加盟国が足並みを揃えて,国際的課題に取り組むこともその目的としている。また,究極的には,ヨーロッパが独自の防衛能力を構築することも意味する。授業では,EUの対外関係の変遷を考察した上で,時事問題を通じて,EUが直面している国際安全保障上の課題は何か,どのような対処が試みられているのか,を見ていく。
目標
現代のヨーロッパ政治を理解する上で,欧州安全保障問題に対するEUの取り組みを知ることは不可欠である。授業を履修することにより,欧州安全保障問題の具体例が挙げられ,また,安全保障分野におけるEUの可能性と限界についても論じられるようになる。
授業外の学習
時事問題に目を向け,EUの関わりや主要加盟国の動向に注目すること。
所要時間: 190分(予習として,参考文献の講読などに60分,テーマに関する調査に60分,授業後は講義内容や議論をもとに復習を70分行うこと。)
スケジュール
- 欧州連合の基礎知識(なお,以下の授業計画は,理解度や授業形式などにより,変更する場合もある)
- ヨーロッパ統合とデモクラティック・ピース論(1)
- ヨーロッパ統合と勢力均衡論(2)
- EUの対外関係(1)
- EUの対外関係(2)
- EUと周辺地域(1)
- EUと周辺地域(2)
- EUの東方拡大(1)
- EUの東方拡大(2)
- EUと北大西洋条約機構(NATO)
- EUと国連(UN)
- 学生によるプレゼン(1)
- 学生によるプレゼン(2)
- まとめ
教科書
教科書は指定しないが,ムードル上に教材を掲載する。
参考書
書籍情報はありません。