演習(フランス国際政治)1

外国語学部

FFS70500

コース情報

担当教員: 小島 真智子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月3

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

20%

授業参加

30%

レポート

50%

詳細情報

概要

このゼミでは,現代の国際政治問題をめぐるフランス外交をクローズアップして考察します。フランスは国際情勢をどのように認識してきたのか,国益をどう捉えてきたのか,フランスがこだわる国際舞台上の「地位(le rang)」とは一体何か,といった視点から,現代のフランス外交を解剖する能力を習得することがこの授業の狙いです。ゼミでは日本語を使用しますが,国際情勢の記事の内容を把握できるよう,語学力も磨いていきます。 前期のゼミでは,まず,フランス外交に関する時事問題をいくつかピックアップして議論したり,輪読を行います。 これと並行して,ゼミ生は,個別の研究テーマを選定し,分析のための問い(問題意識)と分析枠組みを設定します。他にも,先行文献の調査や整理を行います。また,前期の後半から,論文執筆の進捗状況の報告を始め,教員及びゼミ生からのフィードバックを重視していきます。

目標

(1)国際情勢に対するフランスならではの認識や国家戦略を把握すること。 (2)フランス外交を国際政治の展開という,より幅広い視点から分析できる能力を獲得すること。 (3)フランス外交の特徴とその理由を他国(例えば日本やアメリカなど)との比較において説明することができる能力を身に着けること。 (4)アカデミック・ライティングおよびプレゼンテーション能力の習得。

授業外の学習

ゼミでは,早い段階で個別の研究テーマを設定していきます。また,論文執筆のために必要となる文献の下調べやプレゼンテーションの準備などは,授業時間外の課題とします。

所要時間: 190分(予習として,文献講読(毎回1章)に60分,テーマに関する調査に60分,授業後はゼミでの議論をもとに復習を70分行うこと。)

スケジュール

  1. イントロダクション ※以下は予定であり,授業の進捗状況などにより変更することがありうる。
  2. フランス政治・外交の輪読・議論(1)
  3. フランス政治・外交の輪読・議論(2)
  4. フランス政治・外交の輪読・議論(3)
  5. フランス政治・外交の輪読・議論(4)
  6. フランス政治・外交の輪読・議論(5)
  7. フランス政治・外交の輪読・議論(6)
  8. 研究指導・研究報告(1)
  9. 研究指導・研究報告(2)
  10. 研究指導・研究報告(3)
  11. 研究指導・研究報告(4)
  12. 時事問題・グループによるプレゼン(1)
  13. 時事問題・グループによるプレゼン(2)
  14. まとめ

教科書

テキストについては授業中に指示します。

    参考書

    書籍情報はありません。

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