北アフリカ社会開発論
外国語学部
FFS69600
コース情報
担当教員: 岩﨑 えり奈
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火5
形式: 対面授業+オンライン授業(オンデマンド授業,同時双方向型授業(Zoomなど)) /Alternating face-to-face & A
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
リアクションペーパー
レポート
小テスト等
その他
基本的には教員の講義で構成される授業ですが,受講者は,一人一人が主体的な問題意識をその都度持ってください。毎授業回に授業内容に関連した課題をだします。
詳細情報
概要
乾燥地にある中東北アフリカ地域は,水が稀少であるがゆえに水資源を利用する仕組みをつくりあげてきた。本授業では,水稀少社会としての中東北アフリカ地域の社会の特質を概観するとともに,現代における変容と,自然と人間の関係性に関わる問題を考察する。本講義では,北アフリカ地域の具体的な都市や農村を事例にとりあげ,中心的な開発問題について研究するために必要なツールと材料を解説する。 本授業はMoodleでの教材提供によるオンデマンド方式と対面授業を組み合わせて行う。場合によっては,Zoomを利用した同時双方向型授業も取り入れる。 教材提供や資料の掲示,課題提出にはMoodleを使用するので,授業受講にあたっては,Moodleでコースの登録を済ませておくこと。 ハイフレックス授業のためのZoom のID は,授業前日までにLoyola の掲示板で知らせます。
目標
主要な開発イシューに関する社会科学的な視座を身につけるとともに,具体的なケーススタディを実践するための分析手法を理解する。
授業外の学習
問題意識をもって授業に参加できるように,関連する開発イシューに関するニュースや記事を読んでください。 ○授業内容の予習を兼ねた文献の事前学習:60分 ○授業で出された課題:100分 ○Moodleに提出するリアクションペーパーの作成:30分
所要時間: 190分
スケジュール
- イントロダクション(対面予定) 授業形式は初回時に確認すること((第2回以降の授業は,以下の講義スケジュールに沿って進める予定だが,順番の入れ替えなど,多少の組み換えをする場合もある。授業形態については基本オンデマンドだが,対面も取り入れるので,初回授業で確認すること)
- 中東北アフリカ地域の自然(対面予定)
- 沙漠と宗教 (オンデマンド予定)
- 水と文明~大河とオアシス~(オンデマンド予定)
- 沙漠と水 ~技術と社会を考える(オンデマンド予定)
- 水資源~水とSGDを考える(オンデマンド予定)
- 食糧安全保障~食糧をどう確保するか(オンデマンド予定)
- 特別企画(映画鑑賞)(対面予定)
- 人口と少子化~少子化のなかで変化する社会と暮らし(オンデマンド予定)
- 都市の暮らし(1)(オンデマンド予定)
- 都市の暮らし(2)(オンデマンド予定)
- 村の暮らし(1)(オンデマンド予定)
- 村の暮らし(2)(対面予定)
- まとめ(ズーム予定)
教科書
指定教科書はありませんが,必要に応じて参考文献を授業中に示します。
参考書
書籍情報はありません。