演習(フランス語圏の歴史)1
外国語学部
FFS68130
コース情報
担当教員: 高橋 暁生
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 水5
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
その他
この科目は参加者各自の高い主体性が求められる。自分の研究テーマのみならず,他の参加者のテーマや共通テーマにも関心を持ち,能動的にディスカッションに参加すること。上記「授業参加」とは,こうしたゼミ活動全般への参加姿勢を指す。
詳細情報
概要
1.歴史学をディシプリンとして,各自の知的関心に沿ったテーマについて,それぞれの研究を進め,最終学年における卒業論文の執筆を目標とした指導を行う。 2.同時に,ゼミ全体で共有するテーマを毎年度掲げ,それについての専門書・学術論文(仏,英,日問わず)を読み,知識を獲得するとともに,研究とは何かについて各自の認識を深める。本年度のテーマは「〈文化〉の中の〈自己〉と〈他者〉〜歴史教科書の中の「フランス」」である。フランスの高校生が使う歴史教科書を史資料として,フランス人の過去と現在における他者イメージと,そこに投影されるはずの自己イメージについて考察しよう。絵画やポスター,写真などの図像資料の分析の方法も学ぶ。
目標
1.卒業論文を執筆するために十分な学術研究の方法を獲得する 2.各自の問題関心を研究として結晶化させるために必要な知識を獲得する 3.「他者イメージ」の構築と,自己認識(アイデンティティ)の形成について複眼的視点で考えられるようになる
授業外の学習
各自の研究テーマやゼミの共通テーマに関わる様々な課題を課すので,そのための準備に多くの時間を費やすことになるだろう。より具体的には,以下のような授業外学習が求められる。 1.共通テーマに関する史資料の読み込みと分析:60分 2.1のプレゼン担当者はプレゼン資料の準備:30分 3.各自の研究に関わる史資料の分析:60分 4.各自の研究テーマ発表の準備:40分
所要時間: 190分
スケジュール
- イントロダクション
- 高橋による授業〜歴史と記憶
- 輪読①
- 輪読②
- 輪読③
- 輪読④
- 輪読⑤
- 輪読⑥
- 輪読⑦
- 輪読⑧
- 輪読⑨
- 研究報告①
- 研究報告②
- 春学期総括
教科書
必要なテキストや資料は授業内で配布する
参考書
書籍情報はありません。