マーケティング論特講Ⅰ
経済学部 - 経営学科
EMG59317
コース情報
担当教員: 外川 拓
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 火3
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
リアクションペーパー
30%
授業内期末試験
授業期間中
70%
詳細情報
概要
本講義では,近年,マーケティングにおいて重要性が高まっているトピックスの1つとして,センサリー・マーケティングの概念に注目し,理解を深めていく。センサリー・マーケティングとは,顧客の五感に訴求するマーケティング手法であり,ここ数年,学界や実業界で強い関心が寄せられている。事例と理論をバランスよく学ぶことで,実際にどのような戦略が展開されているのか,それらの戦略はどのような理論によって裏付けられるのか,などの点について体系的に把握していく。
目標
各回で取り上げられるテーマについて,積極的に疑問を持ち,既存の理論をもとに自分なりの答えを導出する力を身につける。
授業外の学習
教科書のなかで,次回の授業で取り上げる章を熟読し,要点や疑問点を明確にしておく。授業後は,前回説明した内容について,学生自身が感じた重要事項やキーワードなどを抽出し,その内容等を整理する。
所要時間: 1回あたり190分
スケジュール
- イントロダクション:本講義の概要と進め方
- マーケティングの全体像
- 消費者行動の理解
- 消費者の非合理性
- 感覚マーケティングとは何か
- マーケティングにおける視覚の効果
- マーケティングにおける聴覚の効果
- 前半の振り返り
- マーケティングにおける嗅覚の効果
- マーケティングにおける味覚の効果
- マーケティングにおける触覚の効果
- センサリー・マーケティングの未来
- 後半の振り返り
- 授業内期末試験
教科書
A. クリシュナ著『感覚マーケティング』有斐閣,2016年。 https://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641164796
参考書
書籍情報はありません。