簿記会計学入門Ⅱ

概要

本講義では,日本商工会議所が実施する簿記検定試験3級程度の知識を前提とし,企業が公表する会計情報を作成するための基礎となる簿記システムの応用的な手続きを学習します。 具体的には,日商簿記検定2級(商業簿記)を念頭に置き,単元ごとに重要と考えられるトピックを適宜取り扱う予定です。 本講義は経営学科科目の100レベルに相当し,会計や簿記に関する応用的な知識を提供します。ビジネスにおいて必須である会計や簿記の基礎を学習することは,企業経営について学習する上で有益でしょう。

目標

1. 応用的な簿記処理を修得する。 2. 日商簿記検定試験の2級(商業簿記)に対応できる知識を持つ。

授業外の学習

【予習】(所要時間:各回 20分程度)。 ・教科書に記載されている,講義で取り扱う箇所の「学習のポイント」を一読する。 ・簿記3級の学習内容を忘れている場合は,簿記3級の内容を復習する。 【復習】(所要時間:各回 170 分程度) ・授業資料を用いて内容を復習する(30 分) ・授業中に取り上げた例題や練習問題を解き直す(40分) ・練習問題を解く(100分)

所要時間: 190分