マーケティング・サイエンス

経済学部 - 経営学科

EMG53101

コース情報

担当教員: 大竹 恒平

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水4

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

30%

リアクションペーパー

20%

レポート

50%

詳細情報

概要

マーケティング・サイエンスは,マーケティングに関する意思決定の発想を豊かにすると同時にその精度を上げるために,客観的なデータと論理に基づいて市場を捉えるための基本的な考え方や具体的な方法を探究する学問である. 本講義では,マーケティング・サイエンスにおいて用いられるデータとその代表的な分析手法について,顧客・商品・売り場の3つの視点から学ぶ.また,近年多くの企業が取り組んでいるソーシャルメディアマーケティングについて,研究事例の紹介を通じて学ぶ. 課題として,Excelを用いた演習問題を提示する.また,分析結果について学生間でディスカッションを行う.

目標

・客観的なデータと論理に基づいたマーケティングの意思決定のプロセスを理解できるようになる. ・データの特徴を踏まえ,適切に取り扱うことができるようになる. ・顧客,商品,売り場などの分析方法を理解し,結果を正しく解釈できるようになる. ・分析結果をもとに,考察を加えたマーケティングレポートを作成できるようになる.

授業外の学習

【予習】(所要時間:各回80分程度) 新聞記事やニュース,インターネットを用い,次回の学習トピックに関する情報収集を行うこと. 【復習】(所要時間:各回110分程度) 講義資料および配布資料等を用いて復習を行うこと.

所要時間: 1回当たり190分

スケジュール

  1. イントロダクション,マーケティング・サイエンスとは? (※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる)
  2. マーケティング分析に用いるデータの種類と取得方法
  3. データの尺度,集計,可視化
  4. 顧客評価(1): 顧客のセグメンテーション
  5. 顧客評価(2): 顧客ロイヤルティ
  6. 商品評価(1): 商品重要度
  7. 商品評価(2): 購買ルールの抽出・評価
  8. 中間レポート
  9. 売場評価(1): 売場管理と重要カテゴリの特定
  10. 売場評価(2): 売上予測
  11. ソーシャルメディアマーケティング
  12. 社会ネットワーク分析による消費者との関係性評価
  13. テキストマイニングによるクチコミ分析
  14. 講義のまとめと最終レポート

教科書

講義の進行にあわせて,適宜講義中に指示します.

    参考書

    書籍情報はありません。

    © 2025 上智非公式シラバス. All rights reserved.