消費者行動論
経済学部 - 経営学科
EMG53000
コース情報
担当教員: 外川 拓
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火3
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
リアクションペーパー
30%
授業内期末試験
授業期間中
70%
詳細情報
概要
私たちは,日常的に何らかの製品,サービスを選び,購買し,消費している。それでは,私たちは,なぜ,どのようにして様々な選択肢から1つの製品を選んでいるのであろうか。また,その過程でどのような要因や心理的メカニズムが働いているのだろうか。こうした点について正しく理解することは,企業が効果的なマーケティングを実施するためにも重要なことである。本講義では,消費者が製品や広告などを知覚し,評価し,購買決定を下す一連のプロセスについて,一般的な消費者購買意思決定モデルに沿って解説する。 【注】 ・講義の中で1~2回程度,消費者行動に関する実験に参加してもらうことがある。 ・本講義のテーマは,性質上,マーケティング戦略論1・2やマーケティング論特講1と密接に関連している。そのため,本講義内では,これらの関連講義と部分的に重複する内容に触れることもある。
目標
本講義では,消費者の行動を理解するために必要な基本的概念(例えば,動機,態度,記憶,知覚など)を身につけることを目標とする。また,これらの心理的メカニズムをもとに,マーケティングの諸施策を計画できるような能力を身に着ける。
授業外の学習
参考書の該当する章を参照しながら,講義の予習・復習を行う。また,講義内で配布する資料を授業の前後に読み込む。
所要時間: 1回あたり190分
スケジュール
- イントロダクション:消費者行動の学び方
- 消費者行動論とマーケティング
- 消費者購買意思決定(1)プロセスの全体像
- 消費者購買意思決定(2)プロセスの各段階
- 欲求と動機
- 態度と説得
- 知覚と記憶
- 前半の振り返り
- 知識と関与
- 感情と気分
- 購買行動
- 顧客満足
- 社会,文化的要因
- 授業内期末試験
教科書
使用しない。
参考書
和田充夫・恩蔵直人・三浦俊彦 マーケティング戦略(第6版) 有斐閣・2022年