マーケティング・リサーチ入門

経済学部 - 経営学科

EMG52900

コース情報

担当教員: 坂上 眞介

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 水4

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

授業参加

10%

レポート

70%

中間試験

授業期間中

20%

詳細情報

概要

ビジネスの現場ではマーケティング活動が極めて重要なものとなっていますが,そのマーケティング活動上欠かせない能力,スキルが調査の技術と統計の知識です。授業では企業の意思決定手段である市場調査に必要な基礎的な考え方,その方法,および最低限必要な統計の知識の習得を目的とします。なお,今回の講義はすべて対面授業を予定しています。

目標

本講義では市場調査における企画から分析に至るまで,サンプリングの実際,各種調査手法や実験的手法,新製品開発やブランドなどの目的に沿った調査,大きな枠組みとそこに必要な統計的な知識など,幅広く市場調査に必要な基礎的な考え方を身につけることを目標とします

授業外の学習

記述統計,統計学の基礎的な考え方を習得する

所要時間: 190分

スケジュール

  1. オリエンテーション 調査とは 調査はなぜ必要なのか。マーケティングリサーチの必要性
  2. 記述統計と推測統計 記述統計,標本と推測の関係など
  3. 調査データ読み取りの基礎 調査データ読み取り上でどのような態度が必要なのか
  4. 二次データの活用 公開されているデータを有効活用する
  5. リサーチリテラシーを鍛える リサーチデータをどのように読み取るべきなのか
  6. 調査対象としての人間の本質を知る 調査の対象者である人間について理解を深める。消費者心理や消費者行動
  7. 消費者インサイトとは 新しいアイディアを創出する難しさを理解する
  8. 実践~観察調査 実際に観察調査を体験してみる
  9. 実践~観察調査2 観察調査からインサイトを発見する
  10. 新製品開発とマーケティングリサーチ 新製品開発のプロセスとリサーチの必要性を考える
  11. 調査を企画する 調査の目的や調査項目を決定する
  12. 標本抽出・調査票作成のコツ サンプリングの基礎と質問文の順序やワーディングなどの重要性を理解する
  13. 実験的な手法 2つ以上の製品を効果的に比較する方法はあるだろうか
  14. 実際にアンケート調査をやってみる クラスで調査を実際にやってみる
  15. 課題提出 クラスでの調査結果を分析してみる

教科書

毎回授業で使う資料をMoodleにアップします

    参考書

    • マーケティングリサーチの論理と技法

      著者: 上田拓治

      出版社: 日本評論社・2010

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