経営データ分析入門
経済学部 - 経営学科
EMG52303
コース情報
担当教員: 新井 範子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 水3
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
授業参加
リアクションペーパー
詳細情報
概要
本講義は,データを実際にデータを操作して分析,考察するという作業の過程において,グループで作業をする可能性があります 。また,講義の順番や内容を変更することがあります。 データの分析や調査票の設計など,毎講義ごとに提出してもらい,評価します。 エクセル,SPSSを使用して作業をし,データ分析の基礎を学びます。 講義の順番は変更となる場合があります。 マーケティングリサーチ(市場調査)を理解し,調査を設計しデータ収集,分析をするための能力を身につける。実習形式で行うために,実際のデータを使って作業する。 調査の設計方法や標本抽出などの基礎的な知識の後,実際にエクセルやSPSSおよび,場合によってはRを利用して,調査票のデータや統計データを分析する。実際に質問票を作成し,データを収集することから行う。 ※本講義は実習形式の講義であるため,履修人数を20名に限定する。経済学部経営学科の2年次生を履修の主対象とし,履修希望者が上限を超えた場合は抽選となるので注意すること。 なお,抽選は(1)経営学科2年次生,(2)経営学科他学年生,(3)経済学科生,(4)他学部生の順に上限人数に達するまで行う。事前登録人数が上限に達していない場合には,追加登録を認める
目標
データ分析についての基礎を知り,自分で調査の設計および分析を行い,その結果をまとめる能力を身につける。
授業外の学習
(予習)所要時間80分程度 前の回の講義の最後で述べる次回の講義内容について,自分なりに資料やデータを調べたり,また,疑問点を見出しておく。 (復習)所要時間 110分程度 講義中に指示された内容についてまとめ,または分析を行い,リアクションペーパーを提出する。また授業資料を用いて,内容を復習する。さらに講義で説明された内容について自分の周りにおけるケース,もしくは,現象について当てはまることがないかどうかを考えて,現実への適用について,考えてみる。参考文献が紹介された場合はそれを読んでみる。
所要時間: 190 分
スケジュール
- マーケティングリサーチの必要性
- 調査の種類とデータの種類と特徴
- 調査デザインと質問票の作成 仮説構築 因果関係のとらえ方
- サンプリングについて エクセルの簡単な操作
- エクセルによる記述統計(平均,偏差,ヒストグラム,グラフをかく)
- エクセルによる記述統計(クロス集計,箱ひげ図,散布図など)
- データ分析の考え方
- 差の検定
- クロス集計とカイ2乗検定
- 相関分析
- 因子構造をみる
- 重回帰分析
- 質的なデータの分析
- まとめ
教科書
必要に応じて指示します。
参考書
Excelによる統計入門 第4版
著者: 縄田和満
出版社: 朝倉書店 2020