経営データ分析入門
経済学部 - 経営学科
EMG52302
コース情報
担当教員: 大竹 恒平
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 水3
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
30%
リアクションペーパー
30%
その他
グループワーク,プレゼンテーション,レポート
40%
詳細情報
概要
本講義では,企業が商品やサービスを提供する際に行うマーケティング活動において,意思決定のために必要となるマーケティング・リサーチについて実践的に学習する.マーケティング・リサーチでは,マーケティング上の課題を発見し,課題解決のための仮説を立て,実際の調査を行い,得られたデータを適切に分析し,その結果を適切に報告できることが必要となる.特に情報技術が発展した現代において,データはあらゆるところで収集されており,データを分析し理解する能力は必要不可欠である. ※本講義は実習形式の講義であるため,履修人数を20名に限定する.経済学部経営学科の2年次生を履修の主対象とし,履修希望者が上限を超えた場合は抽選となる. なお,抽選は(1)経営学科2年次生,(2)経営学科他学年生,(3)経済学科生,(4)他学部生の順に上限人数に達するまで行う.履修を希望する場合は,初回の講義に必ず出席すること.
目標
・マーケティング・リサーチの基本概念を習得する. ・調査設計及びデータの集計ができるようになる. ・マーケティングの視点からデータ分析し,理解できるようになる.
授業外の学習
理解を深めるために毎回課題を提示するので,それらに自力で取り組むことが必要である.また,ソフトウェアの操作に慣れるため,授業時間外にも積極的に大学のパソコンを利用し,学習を行うことが求められる.(所要時間:毎週190分程度)
所要時間: 1回当たり190分
スケジュール
- イントロダクション,マーケティング・リサーチとは (※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる)
- 調査について1(調査法とデータ)
- 調査について2(一次データの取得)
- 調査について3(質問紙の作成手順)
- データの集計とグラフによる可視化
- 調査を実施する1(仮説の設定)
- 調査を実施する2(質問の検討)
- 調査を実施する3(アンケートを作る)
- 調査データの分析1(データ整形・基礎集計)・グループワーク
- 調査データの分析2(検定)・グループワーク
- 調査データの分析3(クラスター分析・因子分析)・グループワーク
- 調査報告1(発表準備)
- 調査報告2(プレゼンテーション)
- まとめ・レポート提出
教科書
資料は適宜配布する.
参考書
書籍情報はありません。