経営統計学

経済学部 - 経営学科

EMG52100

コース情報

担当教員: 𣘺立 洋祐

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木1

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

定期試験

定期試験期間中

60%

中間試験

授業期間中

40%

詳細情報

概要

ビジネスや経営の現場において意思決定のためのデータ活用が浸透しつつある.「経営統計学」では,データを読み解く土台となる統計学の基礎を学習する.具体的に,記述統計,確率,統計的な検定・推定といった分析手法を学習する.受講生は授業内で作業・議論,アクティブ・ラーニング (グループワーク, ディスカッション) に取り組み,理解を深める.受講生は統計学の基礎とその考え方を理解し,実際に手を動かし計算をすることで,データを取り扱い,読み解くことに慣れることが期待される.

目標

(1) 記述統計を理解する. (2) 確率の基礎知識を用いて,統計データを検討することができるようになる. (3) 統計的検定や推定といった分析手法の基礎を理解する.

授業外の学習

各講義の講義ノートやスライドを見直し,教科書や参考文献等を参考に,自分自身の理解を確認する.より理解を深めるためにノートを作成することや実際に手計算や計量ソフトを用いた計算に意欲的に取り組むことを推奨する.提出不要の宿題をMoodle上にアップすることもあるので,それに取り組む.

所要時間: 予習,復習それぞれ100分程度を想定している.

スケジュール

  1. イントロダクション (※ 以下は予定であり, 授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる)
  2. 記述統計 (1): 1変数データの記述
  3. 記述統計 (2): 2変数データの記述
  4. 確率 (1): 確率の基本的性質・条件付き確率 (ベイズの定理)
  5. 確率 (2): 確率変数
  6. 確率 (3): 確率分布 (1)
  7. 確率 (4): 確率分布 (2)
  8. まとめ (1)
  9. 統計的推定 (1): 基本概念
  10. 統計的推定 (2): 点推定
  11. 統計的推定 (3): 区間推定
  12. 統計的検定 (1): 仮説検定 (1)
  13. 統計的検定 (2): 仮説検定 (2)
  14. まとめ (2)

教科書

初回の授業で案内する.

    参考書

    • 入門 実践する統計学

      著者: 薮友良

      出版社: 東洋新聞新報社・2012年

    • Rによるやさしい統計学

      著者: 山田剛史, 杉澤武俊, 村井潤一郎

      出版社: オーム社・2012年

    • Pythonで理解する統計解析の基礎

      著者: 谷合廣紀

      出版社: 技術評論社・2018年

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