組織間関係論

経済学部 - 経営学科

EMG50700

コース情報

担当教員: 松嶋 一成

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月2

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

授業参加

10%

レポート

40%

定期試験

定期試験期間中

50%

その他

講義内の積極的な発言は評価する。

0%

詳細情報

概要

今日の製品やサービスのほとんどは組織間分業によって生産されており,消費者が享受する価値の全てを一企業がつくり出すことは稀である。それゆえ,組織間関係を理解することは,企業経営の実態を知り,考える上で極めて重要となる。本講義では,まず,組織間関係を理解する為の主要な理論や概念を習得する。次に,それらを応用して,実際の組織間関係の諸問題を事例を交えながら検討し,理解を深めていく。(なお,授業計画と評価基準は,受講状況や受講者の関心に応じて変更する場合もある。)

目標

上記の組織間関係論の主要な理論や概念を習得し,それを応用しながら,実際の企業経営に関する現象や問題へと適用して考えられるようになること。

授業外の学習

講義は主にパワーポイントを使用しながら進めるが,毎回教科書で指定する箇所を事前に読み込んでくることが求められる。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. イントロダクション:組織間関係,および組織間関係論とは
  2. 組織間関係のパースペクティブ
  3. 組織間のパワーとコミュニケーション
  4. 組織間の調整
  5. 組織間の構造と文化
  6. 組織間関係の変化
  7. 組織間関係論の適用:組織間関係におけるイノベーションのマネジメント 1
  8. 組織間関係論の適用:組織間関係におけるイノベーションのマネジメント 2
  9. 中間レポートを基にしたディスカッション
  10. 組織間関係論の適用:産学官連携のマネジメント
  11. 組織間関係論の適用:M&Aのマネジメント
  12. 組織間関係論の適用:プラットフォームにおける組織間関係
  13. 組織間関係論の適用:産業集積における組織間関係
  14. 講義のまとめ

教科書

  • 組織間関係 -企業間ネットワークの変革に向けて-

    著者: 山倉健嗣

    出版社: 有斐閣, 1993年

  • プラットフォームビジネス:デジタル時代を支配する力と陥穽

    著者: マイケル・A.クスマノ,アナベル・ガワー,デヴィッド・B.ヨッフィー 著 青島矢一 監訳

    出版社: 有斐閣,2020年

参考書

  • The Oxford Handbook of Inter-organization Relations

    著者: Steve Cropper

    出版社: Oxford University Press, 2008

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