国際経営論Ⅰ

経済学部 - 経営学科

EMG50501

コース情報

担当教員: 平賀 富一

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 月2

形式: 対面授業+オンライン授業(オンデマンド授業,同時双方向型授業(Zoomなど)) /Alternating face-to-face & A

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

リアクションペーパー

30%

定期試験

定期試験期間中

70%

その他

出席状況はリアクションペーパー(原則毎回:成績評価の30%)の提出状況で確認する。リアクションペーパーの提出期限は,授業日から1週間以内とし,それ以降の提出は各回1点の減点対象となる。授業回数全体の1/2以上を欠席した場合は不合格になる。定期試験(対面実施)は成績評価の70%とする。

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詳細情報

概要

現代においては,企業活動が国境を越えさらにグローバルな視点から経営と事業活動を行い成果を挙げることが,多くの企業の重要な経営課題として重要性を増している。本講義は,企業活動のグローバル化に関する企業経営のあり方と国際経営戦略等についてその重要点を解説する。具体的には,テキストと追加資料により,主要な項目別に,先ず基本となる考え方や理論・分析の枠組み(フレームワーク)を,具体的な企業の事例(ケース)をまじえて学び・考察することによって理解を深めることとする。原則として毎回の授業後にリアクションペーパーを作成・提出してもらい質問・コメントなどを把握し理解度の向上等に活用する予定である。特に,対面授業では双方向のコミュニケーションを重視したい。 受講生には,本講義を通じてグローバル化する企業の経営における重要点・課題,最新の情勢等を理解し,考え,討議する機会を提供する。また,講師の国際ビジネス経験等の紹介も通じてグローバルな企業経営のダイナミックな動きを感じてもらえるようにも努めたい。 なお,本科目の関連科目としては,秋学期に,総合グローバル学部科目として開講予定の同じ講師による「アジアとグローバル企業」(他学部受講可)がある。

目標

1.国際経営に関する重要事項,基本的な理論・分析の枠組みを理解し説明することができる。 2.上記の知識・理論をもとに受講生がさらに深い学習や実務上の分析・検討を行うことが出来るようになる。

授業外の学習

教科書の該当ページとMoodle等に掲示の資料を読んで授業に臨み,終了後に復習すること。世界の政治・経済・社会の動向に関心を持ち,ニュース・記事などを読むように努めること。その他は第1回目の授業で説明する。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. (以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる) 講義の概要と進め方/国際経営の基礎知識(教室での対面授業を予定)
  2. 多国籍企業の歴史
  3. 海外直接投資論
  4. プロダクト・サイクル仮説と優位性の移転
  5. 多国籍企業の組織デザイン
  6. トランスナショナル型組織
  7. 国際的な活動の配置と調整
  8. 海外子会社論
  9. グローバル・イノベーション論
  10. 国際パートナーシップ
  11. 国際マーケティング
  12. 国際生産,国際研究開発
  13. 国際的なサプライチェーン・マネジメント
  14. 国際人的資源管理

教科書

テキストを基本的な資料として使用します。

  • コア・テキスト国際経営

    著者: 大木清弘

    出版社: 新世社・2017年

参考書

  • 国際経営(第5版)

    著者: 吉原英樹

    出版社: 有斐閣・2021年

  • シリーズ国際ビジネス 1国際ビジネス入門<第2版>

    著者: 江夏健一・太田正孝・藤井健

    出版社: 中央経済社・2013年

  • はじめて学ぶ人のためのグローバル・ビジネス(改訂新版)

    著者: 梶浦雅己

    出版社: 文眞堂・2014年

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