経済・経営の倫理
経済学部 - 経営学科
EMG50400
コース情報
担当教員: プテンカラム ジョンジョセフ
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 火4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
授業参加
リアクションペーパー
レポート
その他
出席,発表,ディスカッション,レポート/試験によって成績が決まる｡ 出席を毎回確認する。欠席が3回を超えた場合には,原則として成績評価の対象としない。
詳細情報
概要
「経済・経営の倫理」では,世界規模で行われる経済活動において,人間尊重という価値観を基盤に,国際的視野をもって,21世紀に向けてのビジネスのありかたを学習する。 具体的には,経済経営活動に必要な労働者,資本,技術,ミクロ&マクロ知識を分析する。また,新経済秩序のもとで国際機関,多国籍企業の責任,第三世界と先進諸国間の経済活動についても研究する。 企業経営における国際化がいっそうすすむ現代,経営者に限らず組織のすべての人が,経済・経営倫理を学ぶことが求められている。現代社会の中での経済,経営に関わる問題について学び,CSR, 倫理的な考察にもとづいて,必要な行動様式を探求する。
目標
◎ 道徳および倫理と価値観を形成 ◎ 21世紀に向けてのビジネスのありかたを学ぶこと ◎ 文化・宗教・哲学・社会・経済などの分析 ◎ グローバル倫理の構築
授業外の学習
◎ 授業に必要なテキストと参考書の箇所を読む ◎ 発表のための準備 ◎ レポート提出のための準備
所要時間: 授業 1 回あたり 190 分以上
スケジュール
- トピック・イントロダクション:経済・経営の倫理
- 個人的道徳から社会的倫理 : 上智のヒューマニズムと倫理
- 社会・経済・経営問題の分析
- 資本主義社会の分析
- 労働者と労働と倫理/資本家と資本と倫理: CSR 1
- 技術者と技術と倫理/企業家と企業と倫理: CSR 2
- 人的資本論/教育権利: CSR 3
- イノベーション/R&D: CSR 4
- 国際機関と倫理: CSR 5
- グロバリゼーションと倫理: CSR 6
- 多国籍企業の社会的責任: CSR 7
- 発展途上国の貧困と飢餓: CSR 8
- 企業とビジネスの役割: CSR 9
- 市民社会の促進: CSR 10 まとめ:「経済・経営の倫理」 参考書による課題レポート
教科書
倫理の理論 Please contact author for the Textbook
倫理の理論 3rd Edition
著者: ジョン・ジョセフ・プテンカラム
出版社: AFJ出版・東京・2011
Education for Capital Formation
著者: Puthenkalam, J.
出版社: ISI, Bangalore, 2014
Human Development Strategy of MGNREGA
著者: Puthenkalam, J.
出版社: ISI, Bangalore, 2012
参考書
日本経営倫理学会 Reports
著者: JABES
出版社: 2000-2024
Japan society for Businesss Ethics Study Reports
著者: JABES
出版社: 2000-2024
Participatory Development for Water: Sustainable Development Strategy for Environmental Protection
著者: John Joseph Puthenkalam
出版社: Loyola Publications, Kerala, 2009