経営戦略論Ⅰ

経済学部 - 経営学科

EMG50201

コース情報

担当教員: 新津 泰昭

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月3

形式: 対面授業+オンライン授業(オンデマンド授業,同時双方向型授業(Zoomなど)) /Alternating face-to-face & A

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

リアクションペーパー

40%

授業内期末試験

授業期間中

60%

詳細情報

概要

《講義形式》 授業は,オンデマンド形式+対面。 オンデマンド形式の授業は,授業資料(PDF)及び授業動画URLを配信する。 対面形式の授業は,授業内容に関連した映像資料の視聴とワークを行う。 第1回~第9回:オンデマンド形式 第10回~第14回:対面形式 ※第14回は期末試験を実施する ※原則として毎回,リアクションペーパーを提出してもらう。 《講義の内容》 経営戦略には,大きく分けて全社戦略・競争戦略・機能別戦略の3つの階層があります。全社戦略は企業全体としてどういった領域でビジネスを展開し,成長していくかということを考え,競争戦略は個別の事業レベルでどうやって競争していくのかについて考えます。機能別戦略は研究開発や購買,生産,販売,マーケティング,財務,人事といった各機能の戦略について考えます。 経営戦略論Ⅰではこの3つの階層のうち,「全社戦略」を中心に講義を進めていきます。より具体的には,複数の事業をマネジメントする多角化企業に焦点を当て,どういった領域に事業を拡大(あるいは事業の撤退)すればいいのか,限られた資源をどの事業に配分したらいいのか,といった課題にどのように取り組めばいいのかを紹介していきます。 《その他》 ・リアクションペーパーの期限後提出は一切認めない。 ・リアクションペーパーにかかる時間は15分~2時間程度。 ・就活は欠席配慮の対象外。 ・期末試験の形式は,選択式及び記述式。

目標

次の3つを到達目標とする。 (1)経営戦略に関する基本的な理論(考え方)を説明できる。 (2)経営戦略で用いられる分析ツールを理解できる。 (3)経営戦略の基本的な理論(考え方)と分析ツールを使って,現実の企業を自分なりに分析し,「自分だったらどうするか」を語ることができる。

授業外の学習

まずは授業資料や授業中のワークをきちんと復習してください。さらに能力を高めたい学生は,興味ある企業を自分なりに分析し,まとめたものを教員に見せてください。一緒に議論しましょう。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 【オンデマンド】 ガイダンス 経営戦略とは
  2. 【オンデマンド】 ドメインの定義,事業の定義
  3. 【オンデマンド】 多角化1:多角化の種類,多角化の動機
  4. 【オンデマンド】 多角化2:多角化の方法,多角化の経営成果
  5. 【オンデマンド】 垂直統合
  6. 【オンデマンド】 多角化企業の資源配分1:PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)1
  7. 【オンデマンド】 多角化企業の資源配分2:PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)2
  8. 【オンデマンド】 業界の構造分析1:既存企業間の対抗度
  9. 【オンデマンド】 業界の構造分析2:買い手の交渉力,売り手の交渉力,新規参入の脅威,代替品の脅威
  10. 【対面】 授業内容に関連する映像資料の視聴とワーク1
  11. 【対面】 授業内容に関連する映像資料の視聴とワーク2
  12. 【対面】 授業内容に関連する映像資料の視聴とワーク3
  13. 【対面】 授業内容に関連する映像資料の視聴とワーク4
  14. 【対面】 期末試験

教科書

教科書は指定しない。

    参考書

    • 経営戦略入門

      著者: 網倉久永・新宅純二郎

      出版社: 日本経済新聞出版社 2011年

    © 2025 上智非公式シラバス. All rights reserved.