経営戦略論Ⅰ

経済学部 - 経営学科

EMG50200

コース情報

担当教員: 網倉 久永

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水2

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

10%

授業参加

5%

リアクションペーパー

5%

レポート

25%

定期試験

定期試験期間中

40%

小テスト等

15%

その他

上記の評価割合は目安であり,最終的な評価はこれら項目を総合して行う。状況に応じて,評価割合を変更する場合がある。大幅な変更が必要になる場合には,新しい評価割合について,講義内でアナウンスするとともにloyola・moodleにも掲出する。 「授業参加」は,講義中および講義時間外(オンライン・非同期)でのディスカッションへの参加・貢献状況などによって評価する。 「小テスト等」としては,800文字(A4用紙1枚)程度の小課題(「エクササイズ」:不定期,授業時間内での提出の場合と,moodle経由での提出の場合がありうる)などで評価する。

0%

詳細情報

概要

企業の対環境活動の中核をなす経営戦略論の基礎的な理論を,全社戦略の策定と遂行プロセスを中心に議論する。 本講義では,教室での講義だけでなく,講義時間以外での主体的な取り組みを重要な構成要素とする。 講義に先だって,受講者は教科書の該当部分を事前に独習し,疑問点などを整理しておく。講義では,予習済みであることを前提に,補足説明を中心に解説を行う。 講義内容を踏まえて,講義時間内および講義時間外(オンライン)でのディスカッションを通じて,双方向的な意見交換を行う。このプロセスを通じて,疑問点を解消したり,講義中に提示される論点について追加的な検討を行う。 その後,各自で学習内容を振り返り,関連する参考文献を読んだり,提出課題の準備を行うことで,さらに理解を深める。

目標

全社戦略の基本的コンセプト・分析ツールを理解し,それらを用いて現実の経営現象を分析する能力を涵養することを目的とする。

授業外の学習

予習として,moodle上に提示される,各回のテキスト該当部分・参考文献を読み込む。 講義終了後の復習としては,オンライン・非同期のディスカッションに参加したり,講義内容に関連する経営現象を自ら分析したり,小課題・リアクションペーパーに取り組んだりする。(所要時間:予習・復習それぞれ2時間程度) 予習・復習に加えて,期中の課題レポート(中間)の作成にも取り組む。 本講義では,授業時間外での学習,特に分析・考察を実際に行うことを重視するため,「少なからざる」分量のアウトプットが求められる点には注意が必要である。課題の分量は,学期中の提出物(リアクションペーパー・期中レポート課題)を合計して,8,000~10,000文字程度を予定している。

所要時間: 190分以上

スケジュール

  1. 受講インストラクション:講義資料はmoodleを通じて配信する。履修を希望する学生は,授業開始までに登録を行うこと。
  2. 多角化1:多角化の合成効果1(相補効果)
  3. 多角化2:多角化の合成効果2(相乗効果)
  4. 多角化3:多角化の合成効果3(ダイナミックな合成効果)
  5. 多角化4:多角化タイプと成果(多角化類型と経営成果)
  6. 業界の構造分析1:理論的背景
  7. 業界の構造分析2:個別要因
  8. 垂直統合1:活動段階間の調整メカニズム
  9. 垂直統合2:市場と組織
  10. 中間組織・企業の境界
  11. 多角化企業の資源配分1:キャッシュフローに影響する要因
  12. 多角化企業の資源配分2:成長戦略
  13. 企業ドメイン1:企業ドメインの役割
  14. 企業ドメイン2:戦略上の意義

教科書

テキストに加えて,各回ごとのテーマに即した文献リストをMoodleを通じて通知する

  • マネジメント・テキスト 経営戦略入門

    著者: 網倉久永・新宅純二郎

    出版社: 日本経済新聞出版社, 2011

参考書

書籍情報はありません。

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