特別講義(都市と地域の経済Ⅱ)
経済学部 - 経済学科
EEC64200
コース情報
担当教員: 藤原 徹
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金1
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
定期試験
定期試験期間中
60%
小テスト等
40%
詳細情報
概要
【学習内容】経済成長とともに都市化が進み,現在の日本では大半の人々が都市に暮らし,経済活動を行っている。本講義では,標準的な都市経済学・地域経済学のトピックスのうち,集積の経済と都市化,企業の立地,都市交通などに焦点を当て,日本の都市の現状や,都市が抱える問題に関するミクロ経済学的分析手法について講義する。 【授業方法】講義を中心としつつ,適宜問題演習を実施し,理解を深める。 【科目の位置づけ】1,2年次の必修科目で学習したミクロ経済学・マクロ経済学の知識を都市問題に応用するので,これらの科目の内容を理解したうえで履修することが望ましい。また,春学期に開講される「都市と地域の経済Ⅰ」も併せて履修すると学習効果がより高まることが期待される。
目標
(1)日本の都市経済の現状を把握する。 (2)ミクロ経済学・マクロ経済学の分析手法を都市問題に応用する方法を習得する。
授業外の学習
予習として,教科書の次回講義内容に相当する部分を一読すること。(各回所要時間1時間) 講義後には,講義ノート,プリント,教科書を精読し,演習問題を解いて復習すること。また,適宜参考文献にあたり,理解を深めること。(各回所要時間2.5時間)
所要時間: 3.5時間
スケジュール
- ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。 イントロダクション,都市・地域とは
- 集積の経済
- 工業立地
- 商業立地
- 住宅立地
- 土地利用
- 都市交通
- 混雑問題
- 費用便益分析の基礎
- 都市規模
- 最適都市規模
- 都市財政
- 地域間補助
- まとめ
教科書
下記教科書を用いる。 立地論については,下記参考書を一読されたい。
都市経済学 第2版
著者: 金本良嗣・藤原徹
出版社: 東洋経済新報社・2016年
参考書
都市・地域経済学への招待状
著者: 佐藤泰裕
出版社: 有斐閣・2014年