公共政策Ⅰ
経済学部 - 経済学科
EEC61300
コース情報
担当教員: 功刀 祐之
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木4
形式: オンデマンド授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
定期試験
定期試験期間中
40%
小テスト等
60%
その他
授業に積極的に参加して貢献してくれたものはその分を評価に加えることもあります。
0%
詳細情報
概要
この授業は,地域の公共政策について学びます。特に近年の地域活性化の一つの柱として注目されている観光事業に注目して,地域の課題や地域に必要な公共政策について学びます。この授業では,主にミクロ経済学で学習した考え方を用います。ミクロ経済学で学習した市場の効率性や市場の失敗等を観光現象と結びつけて学びます。それ以外にも公共政策を行う上で重要なミクロ経済学の知識を応用した費用便益分析や観光関連のトピック等についても学びます。
目標
地域の観光現象や観光現象に関連した問題を経済学的な考え方で理解して説明できるようにします。経済学的な考え方や分析方法に基づいて,地域の観光事業のためにより望ましい公共政策を理解できるようにします。
授業外の学習
授業ごとの資料をよく予習しておいてください。見直し,紹介された参考文献や資料にも目を通してみてください。
所要時間: 200
スケジュール
- ガイダンス
- 観光経済学についての紹介と経済学の復習
- 需要曲線と消費者行動
- 供給曲線と生産者
- 市場機能と政府の役割
- 独占市場における価格
- 負の外部性と政府の役割
- 公共財と政府の役割
- 情報の非対称性
- 費用便益分析
- 公共財の評価方法
- 地域の文化遺産や世界遺産
- エコツーリズムと離島観光
- 次世代にむけての観光とまとめ
教科書
教科書は指定しません。ただし,必要に応じて関連図書等を紹介します。
参考書
書籍情報はありません。