演習1

経済学部 - 経済学科

EEC57171

コース情報

担当教員: 南橋 尚明

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 火4

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

50%

授業参加

50%

詳細情報

概要

ファイナンスに関する基礎的知識を習得し,金融市場に応用して考える力を取得することを目的とします。隔年で,大学院初級レベルの資産価格理論(Asset Pricing)と企業金融論(Corporate Finance)の文献を輪読する予定です。 資産価格理論では,債券価格はどう決まるか,分散投資,ポートフォリオ理論とは何かといった基礎的知識を習得します。自分で金融投資したい人,投資関連業界に進みたい人などにおすすめです。 企業金融論では,企業はどのような長期投資を行うべきか,どのように資本構成を決定すべきか,どのように運転資金を管理すべきかといった財務活動の基礎的な理論について学びます。一般企業での財務関連の部署や,金融機関でキャリアを積みたい人におすすめです。 本ゼミでは,欧米のMBAで用いられる初級レベルのファイナンスの教科書を中心にじっくり輪読し,基礎的なファイナンスの知識を習得する予定です。ゼミ内では共に演習問題を解きながら理解を深めます。金融知識の習得や金融分析の能力だけでなく,プレゼンする能力,建設的にディスカッションに参加する能力などコミュニケーション力も訓練する予定です。 輪読する書籍は,Ross, Westerfield, Jaffe(大野薫 訳)の「コーポレートファイナンスの原理(原題 “Corporate Finance”)」を考えています。翻訳か原著かの選択は個々の学生に任せます。) 会計学,統計学,経済学のクラスを同時に履修することをお勧めしますが,前述の書籍に必要な事項はすべて含まれており事前知識は必須ではありません。テキストでは高校初級レベルの数学が使われるので,数学が苦手な人は並行的に学習されることをお勧めします。

目標

1. トピックに対しての過去の文献に精通すること 2. そのトピックに対して現在または将来どのような変化が起きているか分析すること 3. 金融業界のデータに精通すること 4. 調査したことを明確に伝えられること 5. 他者の議論に建設的に参加できること

授業外の学習

文献を前もって読み,議論に参加できること。定期的に発表もしてもらうので,発表にあたった回では発表準備も必要である。(平均2-3時間)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. イントロダクション:受講者と相談の上スケジュールをきめる。以下のスケジュールは履修者の状況により前後する場合がある。
  2. 文献購読1:受講者と相談の上スケジュールを決定する。
  3. 文献購読2:受講者と相談の上スケジュールを決定する。
  4. 文献購読3:受講者と相談の上スケジュールを決定する。
  5. 文献購読4:受講者と相談の上スケジュールを決定する。
  6. 文献購読5:受講者と相談の上スケジュールを決定する。
  7. 文献購読6:受講者と相談の上スケジュールを決定する。
  8. 文献購読7:受講者と相談の上スケジュールを決定する。
  9. 文献購読8:受講者と相談の上スケジュールを決定する。
  10. 文献購読9:受講者と相談の上スケジュールを決定する。
  11. 文献購読10:受講者と相談の上スケジュールを決定する。
  12. 文献購読11:受講者と相談の上スケジュールを決定する。
  13. 文献購読12:受講者と相談の上スケジュールを決定する。
  14. まとめ

教科書

別途指示する。

  • コーポレートファイナンスの原理

    著者: 大野薫 訳

    出版社: きんざい 第9版 2012

  • Corporate Finance

    著者: Ross, Westerfield, Jaffe

    出版社: McGraw-Hill Education

参考書

なし

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