演習4

経済学部 - 経済学科

EEC57044

コース情報

担当教員: 川西 諭

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 金3, 金4

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

10%

授業参加

90%

その他

授業参加は,授業への貢献,グループでの学び合いへの貢献,研究への取り組み,研究の成果,研究成果の報告,研究成果の公表などを含みます。

0%

詳細情報

概要

ゲーム理論と行動経済学を応用して,地域と組織の活性化を研究します。 景気変動によって経済の活力は変化します。そのような活力の変化や違いは地域経済や会社やNPO,市民活動団体などの組織内にも見られます。元気のいい地域や組織がある一方で,そうでない地域や組織もあります。そもそも地域や組織の活性とは何なのか。それはどのように決まるのか。どうすれば活力のある地域や組織を作ることができるのか。 これらの問いに対する答えをゲーム理論と行動経済学という二つの分析道具を使って考えていきます。 方法 ・課題解決学習(PBL)を行います。 学生たちはグループに分かれ,以下の課題に取り組みます。 ①研究対象となる自ら地域の活性化や組織の活性化に取り組む地域を決定する。 ②対象となる地域または組織について,活性化という点から調査を行う。 ➂活性化のための課題を明らかにして,解決策を提言する。 ④対象となる地域または組織と協力して,解決策の実現を試みる。 ・PBLと並行して,グループワークの方法,ゲーム理論,行動経済学,などを学びます。

目標

学習目標 ゼミでは単なる知識の習得ではなく,それを応用する力,問題解決能力,コミュニケーション能力などの多面的な能力の習得を学習目標とします。こうした多面的能力は現代社会が最も必要としている能力でありながら,それを教える方法や能力を評価する方法がまだ確立しておらず,大人数講義では扱うことが難しいのが現状です。ゼミの意義や重要性は少人数グループでの学び合いや長期間の研究活動,ゼミの主体的な運営を通じて,そうした多面的な能力を見つけることにあります。こうした学習目標を意識して,ゼミに積極的に参加することが望まれます。

授業外の学習

PBLでは授業時間と同程度かそれ以上の授業外学習が求められます。 授業内では,授業外活動の報告と振り返り,そして次の授業外活動の課題を決める作業が中心になり,授業外活動なしにはPBLは成り立ちません。 参加する学生は十分に授業外学習の時間を確保することが求められます。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. グループワーク(1) グループ毎の夏休み中の活動の経過を報告し,他のグループからのフィードバックを受けて,活動方針を練り直し,実現可能な課題解決を進めていく方向性を決める。
  2. グループワーク(2)
  3. グループワーク(3)
  4. グループワーク(4)
  5. グループワーク(5)
  6. グループワーク(6)
  7. グループワーク(7)
  8. グループワーク(8)
  9. グループワーク(9)
  10. グループワーク(10)
  11. グループワーク(11)
  12. グループワーク(12)
  13. グループワーク(13) 1月第2週の土曜日 最終報告会 第3者審査委員を招待して講評をいただきます。
  14. グループワーク(14) 1月最後の授業は全体での振り返りをします。
  15. 報告会の後,2月中旬にかけて面接指導を行います。

教科書

テキストは使用いない。

    参考書

    • マンガでやさしくわかるゲーム理論

      著者: 川西 諭/円茂 竹縄

      出版社: 日本能率協会マネジメントセンター・2015年

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