経済発展論

経済学部 - 経済学科

EEC55700

コース情報

担当教員: 池田 昌弘

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 金1

形式: オンデマンド授業

レベル: 200

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

15%

リアクションペーパー

30%

定期試験

定期試験期間中

55%

詳細情報

概要

本講義では経済発展と経済のグローバル化の関係を経済史の文脈から説明します。経済がどのように発展してきたのか,歴史的な事柄に終始するのではなく比較と連関の視点から講義します。オンデマンド型の講義になりますので,学生には毎回のリアクションペーパーの提出を求めます。

目標

講義終了時に,学生が次の点を修得していることが本講義の目標になります。 (1)グローバル化と経済発展との関係が説明できる (2)長期における経済のグローバル化が説明できる (3)ヨーロッパとアジアの発展径路の違いが説明できる

授業外の学習

予復習(リアクションペーパー含む)を行うことでより深く学べます。

所要時間: 予習:教科書の精読と内容理解(2時間) 復習:講義内容の振り返り(1時間30分)

スケジュール

  1. イントロダクション:経済発展と経済史
  2. グローバル化以前の世界(~15世紀)
  3. グローバル化の開始(16世紀)
  4. 危機の時代(17世紀)
  5. 近世世界の成立(18世紀)
  6. 工業化の開始と普及(19世紀)
  7. ヒト・モノ・カネの移動の拡大と制度的枠組みの変化(19世紀)
  8. 植民地体制の変容とラテンアメリカ,アジア(19世紀)
  9. 工業化の新しい波と世界大戦(20世紀前半)
  10. 世界大恐慌とグローバル化の停滞(20世紀前半)
  11. 再始動するグローバル化(20世紀後半)
  12. グローバル化と開発(20世紀後半)
  13. 加速するグローバル化(20世紀後半,21世紀)
  14. まとめ:経済のグローバル化と経済発展

教科書

講義資料は教科書以外にも書籍や論文を利用して作成します。適宜,参考書を提示しますので確認してください。

  • グローバル経済の歴史

    著者: 河﨑信樹ほか

    出版社: 有斐閣アルマ,2020年

参考書

書籍情報はありません。

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