国際経済史
経済学部 - 経済学科
EEC55500
コース情報
担当教員: 倉田 正充
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 水4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
レポート
30%
小テスト等
70%
詳細情報
概要
本講義では,国際的かつ長期的なデータと統計分析に基づく国際経済史(数理経済史)を学ぶ。具体的には,国家の成立,経済成長,貧困や格差,農業の発展,技術革新などの様々なトピックについて,経済学における著名な学術論文を読むことで理論と知識を学び,さらに自らデータ分析を通じてその歴史的事象や仮説を検証・実証する手法を身に付ける。 受講生は各トピックの英語論文の内容やデータ分析演習に関する小テストを受けると共に,最終レポートの提出が求められる。 なお統計学と計量経済学の講義を受講済みであることが望ましいが,本講義内でもデータ分析に必要な手法に関する解説は適宜行う。データ分析演習のソフトとしてはExcelとStataあるいはRを用いる予定である。
目標
国際経済史(数理経済史)に関する学術論文を読み専門的知識を養うとともに,それをデータ分析を通じて統計的に実証する手法を身に付ける。
授業外の学習
毎回の授業後は以下の学習(合計 200 分)を行うことが求められる。 ・講義で紹介された英語論文の予習(80分) ・小テストやデータ分析演習の復習(120分)
所要時間: 200分
スケジュール
- ※以下は予定であり,授業の進捗状況や受講者の希望により各テーマの回数は変更することがありうる。 ガイダンス
- 過去2000年間の経済発展(1):理論と先行研究
- 過去2000年間の経済発展(2):データ分析演習
- 過去2000年間の経済発展(3):データ分析演習
- 過去2000年間の経済発展(4):データ分析演習
- 農業革命(1):理論と先行研究
- 農業革命(2):データ分析演習
- 農業革命(3):データ分析演習
- 繫栄の逆転(1):理論と先行研究
- 繫栄の逆転(2):データ分析演習
- 技術革新(1):理論と先行研究
- 技術革新(2):データ分析演習
- 国家の成立(1):理論と先行研究
- 国家の成立(2):データ分析演習
教科書
テキストは無し。参考文献として英語論文のリーディングリストを講義で配布する。
参考書
書籍情報はありません。