国際貿易論Ⅰ
経済学部 - 経済学科
EEC54800
コース情報
担当教員: 蓬田 守弘
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 水3
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
授業内期末試験
授業期間中
70%
中間試験
授業期間中
30%
詳細情報
概要
この講義では,中級レベルの国際貿易論を講義します。ミクロ経済学の内容を理解していることが履修の前提となります。はじめに,伝統的な比較優位の議論からはじめ,国際貿易の要因やその帰結について解説をします。次に,企業に着目した独占的競争モデルを用いて,製品差別化や収穫逓増に基づいた貿易とその影響について解説します。近年のグローバル経済の展開を受けて,国際貿易がどのような新たな側面をもつようになったのか,そうした新たな展開を国際経済学ではどのように解釈できるのかについても触れたいと思っています。
目標
国際貿易理論のエッセンスを理解し,グローバル経済で起こっている現象や課題を自ら考え分析できる基礎力を習得すること。
授業外の学習
講義内容の理解を深めるため,復習や指定された課題等に取り組むことが必要です。課題等は講義で説明します。
所要時間: 190分
スケジュール
- ガイダンス 下記スケジュールは変更の可能性がある。
- 世界の貿易
- 国際貿易の原因と帰結:リカード・モデル1
- 国際貿易の原因と帰結:リカード・モデル2
- 国際貿易の原因と帰結:リカード・モデル3
- 中間試験範囲の復習
- 中間試験
- 国際貿易の原因と帰結:ヘクシャー=オリーンモデル1
- 国際貿易の原因と帰結:ヘクシャー=オリーンモデル2
- 国際貿易の原因と帰結:ヘクシャー=オリーンモデル3
- 規模の外部経済と国際貿易
- 製品差別化と収穫逓増:独占的競争モデル
- 期末試験範囲の復習
- 期末試験(授業内)
教科書
参考となるテキストや文献等は適宜紹介します。
参考書
書籍情報はありません。