経済数学解析Ⅱ
経済学部 - 経済学科
EEC52902
コース情報
担当教員: 橋本 侑知
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金2
形式: 対面授業
レベル: 100
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
定期試験
定期試験期間中
100%
詳細情報
概要
2つ以上の変数をもつ多変数関数の微分法について学ぶ。。「経済数学解析Ⅰ」の続きとなる内容で,偏微分法や多変数の最適化問題,条件付極値問題の解法などを扱う。
目標
概念の理解を深めるとともに,計算例や演習により,実際の解法を身につけることが目標である。問題を解く際に,とくに正確に早く計算できるようになることが重要である。
授業外の学習
この授業ではとくに予習の必要は少ないが,復習に十分に時間をかけることが望まれる。復習においては,授業内で説明しきれなかった教科書の例題や章末問題,配布した演習問題のプリントなどを自分で解く(90分程度)こと。それだけでは不足と考えられる場合には,自分で演習書や問題集などを探し,問題の解法をしっかり身につけるまで繰り返す(90分程度)こと。さらに数学が苦手な学生に対しては教科書を前もって読むなど,予習すること(45分程度)も学習の効果を高めるために希望する。
所要時間: 200分以上
スケジュール
- .※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる ガイダンスと微分法の復習
- 多変数関数
- 偏微分
- 全微分と接平面
- 等高線の傾きと陰関数定理(1)
- 等高線の傾きと陰関数定理(2)
- 合成関数の微分法
- 高階偏導関数
- 2変数関数の2次関数近似
- 前半の内容の復習 授業の進度によって,実施回が変更となる場合がある。
- 等号制約条件のない最適化問題(1):2階の条件
- 等号制約条件のない最適化問題(2):経済学への応用と演習問題
- 等号制約条件のある最適化問題(1):ラグランジュの未定乗数法
- 等号制約条件のある最適化問題(2):経済学への応用と演習問題
教科書
以下の教科書を使用する。
経済学に使う微分入門
著者: 川西諭
出版社: 新世社・2010年
参考書
多くの参考書があるため,適宜授業内で紹介する。
経済数学Ⅰ
著者: 津野義道
出版社: 培風館