環境社会学応用研究
博士後期課程総合人間科学研究科 - 社会学専攻
DHSC7210
コース情報
担当教員: 中澤 秀雄
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金1
形式: 対面授業
レベル: 800
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
25%
授業参加
75%
その他
出席状況,授業参加,レジュメ報告等の総合評価
0%
詳細情報
概要
環境社会学をめぐるさまざまな理論および実証研究について,批判的に検討することを目的とする。参考のために過年度初回配布のCourse Descriptionを本シラバスに添付する(受講者との相談のうえ大幅に変更されることがあるので,2024年度の内容がこの通りになるとは限らない)。 ※アクティブ・ラーニングについては,ディスカッション等を毎回実施。
目標
1.環境社会学の主要な議論を理解する。 2.文献の精読になじむ。 3.自らの問題関心を環境社会学との関連で考えてみる。
授業外の学習
基本的には毎回指示することになるが,30ページ程度の文献を精読して来ることが必要である。報告担当者になった週にはレジュメを準備する必要がある。
所要時間: 約200分
スケジュール
- イントロダクション (以下はあくまで予定であり,講義・輪読予定など柔軟に運営する。)
- 概要:環境社会学の見方
- 指定文献についての発表と討論(1)環境イメージとアイデンティティ
- 指定文献についての発表と討論(2)資源搾取と廃棄
- 指定文献についての発表と討論(3)開発と住民運動
- 指定文献についての発表と討論(4)自然保護と環境運動
- 指定文献についての発表と討論(5)コモンズと生業の近代化
- 指定文献についての発表と討論(6) 野生生物とコミュニティ
- 指定文献についての発表と討論(7)水俣病事件とはなにか
- 指定文献についての発表と討論(8)人災とディアスポラ
- 指定文献についての発表と討論(9)自然資本の経済(Natural Capitalism)
- 指定文献についての発表と討論(10)持続可能なエネルギーとは何か
- 指定文献についての発表と討論(11)環境を資源としたまちづくり
- 学修内容についての総括
教科書
開講時以降に指示する。参考のために昨年度初回配布のCourse Descriptionを本シラバスに添付する(受講者との相談のうえ大幅に変更されることがあるので,2024年度の内容がこの通りになるとは限らない)。
参考書
環境の社会学
著者: 関礼子・中澤秀雄・丸山康司・田中求
出版社: 有斐閣,2008年