20世紀小説特殊研究I

博士後期課程文学研究科 - フランス文学専攻

DHFL7170

コース情報

担当教員: 福田 耕介

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 金2

形式: 対面授業

レベル: 800

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

授業参加

45%

レポート

55%

その他

授業の中で,テキストを順番に訳してもらうことがある。第一回目の授業から,リアクションペーパーを評価の対象とするので,履修を考えている学生は,必ず出席すること。

0%

詳細情報

概要

モーリヤックの傑作『テレーズ・デスケルー』を踏まえて,テレーズのその後を彼女の再登場する作品を通して追っていく。『失われしもの」,「医院でのテレーズ」,「ホテルでのテレーズ」,『夜の終り』に再登場するヒロインの姿を抜粋して読んでいく。

目標

テレーズ・デスケルーというヒロインを通して,小説にいかに宗教的救済を表現するかという,「小説を書くカトリック」モーリヤックの根幹にある問題についての理解を深める。

授業外の学習

授業で扱う箇所を,辞書を引いて予習し(1時間半),前回の授業で提示された課題について考える。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 授業概要の説明
  2. 『失われしもの』を読む(1)
  3. 『失われしもの』を読む(2)
  4. 「医院でのテレ―ズ」を読む(1)
  5. 「医院でのテレ―ズ」を読む(2)
  6. 「医院でのテレ―ズ」を読む(3)
  7. ここまでのまとめと総
  8. 「ホテルでのテレーズ」(1)
  9. 「ホテルでのテレーズ」(2)
  10. 「ホテルでのテレーズ」(3)
  11. 『夜の終り』を読む(1)
  12. 『夜の終り』を読む(2)
  13. 『夜の終り』を読む(3)
  14. 受講生による発表

教科書

授業時にプリントを配布する。

    参考書

    授業中に順次,指示する。

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