教育社会学上級演習

博士後期課程総合人間科学研究科 - 教育学専攻

DHED7062

コース情報

担当教員: 相澤 真一

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 金2

形式: 対面授業

レベル: 800

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

授業参加

20%

リアクションペーパー

20%

レポート

60%

詳細情報

概要

野村康『社会科学の考え方』と教育社会学の主要研究を中心に,研究方法について講読しながら,研究計画を考える。主に修士課程1年生の方を中心に,自分ならばどういう研究を考えるかという視点から,社会科学の考え方を勉強していく。

目標

1.自分の研究を,教育の社会科学的研究として考えられるようになる。 2.修士論文を作成するために必要な研究計画書を書けるようになる。 3.教育社会学を中心に,教育研究の方法論を理解できるようになる。

授業外の学習

毎週,関連の文献を読むことが必要となる。文献は少なくとも読解に120分,答案作成に90分を要するものを課します。

所要時間: 210分程度(教科書講読時は毎週提出課題があります)。

スケジュール

  1. イントロダクション
  2. 第1章「認識論」の講読。
  3. 第2章「事例研究」の講読と共に,興味のある事例を全員が報告する。
  4. 第3章「実験」の講読。
  5. 第4章「横断的・縦断的研究」の講読・参考文献の論文からの紹介
  6. 第5章「インタビュー」の講読。
  7. 第6章「エスノグラフィー」の講読。
  8. 第7章「調査票調査」の講読。
  9. 第8章「言説分析」の講読。
  10. 第9章「研究の倫理」の講読。第9章を踏まえて,研究計画書を書いてくる。
  11. 「横断的・縦断的研究」および「調査票調査」の実例として論文講読。
  12. 「インタビュー」,「エスノグラフィー」の実例として具体的な研究の講読。
  13. 「言説分析」の実例として書籍を講読予定。
  14. 全体を踏まえて研究計画書を書く。

教科書

下記の野村康『社会科学の考え方』と関連書籍を教科書とする。

  • 『社会科学の考え方』

    著者: 野村康

    出版社: 名古屋大学出版会・2017年

参考書

書籍情報はありません。

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