国際政治経済論専門研究2(経済学的アプローチ)

博士後期課程グローバル・スタディーズ研究科 - 国際関係論専攻

DFIR7050

コース情報

担当教員: 下川 雅嗣

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木2

形式: 対面授業

レベル: 800

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

25%

授業参加

45%

レポート

30%

その他

ゼミでの割当の発表,毎回の参加の度合い,課題レポート等で総合的に評価する予定。

0%

詳細情報

概要

国際政治経済諸問題をより深く理解する能力を育てる。今年は修士論文執筆者が多数在籍することが予想されるので,彼ら/彼女らの研究の研究報告を基にした討論を多く行う。またそれ以外の日は,貧困・格差問題,People's Processとオルタナティブな発展,その他各自の関心に沿った論文を中心に選んで読んでいきたいと思っている。最終的には授業の参加者と相談の上決定する。学部開講の国際政治経済論2を受講済みであるか,併せて受講することが勧められる。

目標

経済学的な分析方法・視点が国際関係論研究や地域研究において重要であることを認識し,その基本的な理解を持つこと,さらにその理解を深めることを目的とする。なお,受講生は,修士論文において経済問題をメインに扱わないものもいることが想定されるが,その場合でも,経済学的な間違った論述をしないこと,間違いを見抜けるようになることを目指す。すでに経済学の基本的理解を持っている学生においては,国際社会の現実と照らし合わせて,より深く国際政治経済を理解する能力を育てる。

授業外の学習

修士論文執筆者は,その研究・執筆とともに報告を準備すること(160分)。それ以外のものは指定したテキストを輪読するので,自分の担当部分については,事前に十分理解した上で,プレゼンテーション(授業)をしてもらうことになる(160分)。もちろん,その日の予定箇所は,全員が読んでおいて,担当者の報告後の議論に積極的に参加してもらう。毎回の授業後に復習して議論をまとめておくこと(30分)。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. イントロダクション,授業の進め方,担当の決定 (以下は暫定的なスケジュールです)
  2. 研究中間報告と討論 1
  3. 研究中間報告と討論 2
  4. 国際政治経済諸問題に関する文献購読1
  5. 国際政治経済諸問題に関する文献購読2
  6. 国際政治経済諸問題に関する文献購読3
  7. 国際政治経済諸問題に関する文献購読4
  8. 研究中間報告と討論3
  9. 研究中間報告と討論4
  10. 国際政治経済諸問題に関する文献購読5
  11. 国際政治経済諸問題に関する文献購読6
  12. 国際政治経済諸問題に関する文献購読7
  13. 修士論文最終報告
  14. 修士論文最終報告

教科書

最新の論文や文献を使用するため,現時点では指定せず,授業内で案内する。

    参考書

    書籍情報はありません。

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