東南アジア国際協力研究(上級)２

概要

人類学の立場から,貧困と開発,紛争と平和構築,環境問題などを課題とする研究,またはそうした地球規模の諸問題に取り組む国際機関,NGOについての研究を中心におこなう。2021年度使用するテキストについては,演習初回時に受講生の研究課題や関心を聞いた上で,決定する。

目標

本演習を通じて,上記のようなグローバル・イシューをテーマとする地域研究の調査研究を遂行する能力,論文を執筆する力を養う。 初年度の受講生は,これまでの研究テーマに即した研究方法論および調査手法を選定したうえで,先行研究を整理しつつ研究計画を作成する。次年度以降の受講生は,フィールドワークや資料調査で収集したデータを基に,先行研究との議論を経て成果をまとめる。

授業外の学習

本演習で指定されたテキストを事前に読み,議論に積極的に参加することが期待される。 また演習内で自身の研究計画や調査報告を複数回おこなうことが求められるため,研究計画の構想と作成,プレゼン資料の準備などを授業時間外に実施する必要がある。 ・演習内で指定されたテキストを事前に読み,論点を整理する(40〜120分) ・プレゼンテーションの準備(120〜150分) ・研究計画書の構想と執筆(30〜120分) ・フィールドワークの準備と実施(数日〜2ヶ月,土日祝日,長期休暇期間を利用)

所要時間: 授業 1 回あたり 190 分以上