応用経済学特講 Ⅲ

博士後期課程経済学研究科 - 経済学専攻

DEEC3305

コース情報

担当教員: 釜賀 浩平

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: その他

形式: 対面授業

レベル: 800

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

40%

レポート

60%

詳細情報

概要

経済学の分析ツールは,多種多様な社会経済問題の考察に応用され,そうした問題の根源を探ったり,解決策を提示するのに役立っている。使われている分析ツール自体はそれほど多種多様なわけではないので,基本的分析ツールとその応用方法についてある程度の理解ができておれば,自身が深めていきたい研究分野とは異なる研究分野の議論について理解し,自身の研究のモデル構築の参考にすることも可能となっていく。 本講義では,「応用経済学特講II」に続き,大学院レベルの標準的な教科書を用いて,基本的な分析ツールを復習したのち,さまざまな応用例を,その分野の書籍やジャーナル論文を読むことによって学んでいく。そして自身が追究していきたい分野のみならず,他の分野の分析方法や分析動向も理解し,自身の研究の軌道修正や,モデル構築に役立て,自身の研究に広がりを持たせられるようにしたい。

目標

理論的な分析ツールの組み合わせ方や展開の仕方を学ぶことにより,理論的な分析ツール自体の理解を深めたり,応用力を付ける。 自身の分野と異なる分野の議論についても,ある程度理解できるようになる。 異なる分野のモデル構築手法を,必要に応じて自身の研究に取り込むこともできるようになる。 こうしたことを通じて,自身の分野をより深く追究できるのみならず,より興味深い方向への軌道修正を行ったり,あるいはその内容に広がりを持たせたりすることができ,より多くの人に関心を持ってもらえる研究が行えるようになる。

授業外の学習

毎週の予習・復習(約2時間×13週)。タームペーパーを作成する。予習・復習と出席,ディスカッションへの積極的な参加ができない学生は単位の修得が困難となるので注意すること。

所要時間: 指導教員と相談

スケジュール

  1. イントロダクション: 以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。
  2. 講義1
  3. 講義2
  4. 講義3
  5. 講義4
  6. 講義5
  7. 指定論文の輪読1
  8. 指定論文の輪読2
  9. 指定論文の輪読3
  10. 指定論文の輪読4
  11. 指定論文の輪読5
  12. タームペーパーの発表と討論1
  13. タームペーパーの発表と討論2
  14. タームペーパーの発表と討論3

教科書

テキストおよび参考書は適宜指定する

    参考書

    書籍情報はありません。

    © 2025 上智非公式シラバス. All rights reserved.