生涯発達論特殊研究I
博士後期課程実践宗教学研究科 - 死生学専攻
DARL7090
コース情報
担当教員: 武田 なほみ
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木5
形式: 対面授業
レベル: 800
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
20%
授業参加
50%
レポート
30%
詳細情報
概要
生涯発達研究の中でも特に成人期・老年期に注目する際に論じられるテーマを取りあげて研究する。候補となるのは,生涯発達とケア,生成継承性(generativity),老いと知恵,喪失と悲嘆,語りと意味など,応用死生学との関わりが深いものが中心となる。参加学生と相談の上で研究テーマをいくつかに絞り,関連文献の精読・研究発表とディスカッションを通して,先行研究を理解し各テーマについて各自が考察を深めることを目指す。
目標
1. 関係存在としての人間理解を深める。 2. 生涯発達研究,特に成人期・老年期の発達に関する主題(主に上記講義概要に挙げたもの。どのテーマを中心とするかについては初回の授業時に参加学生と相談の上で決定する)について,主要な先行研究を理解し,自分なりの考察をする。
授業外の学習
・各回の課題文献を読んで要点を整理する(120分) ・課題文献を理解するための参考文献を読む(30分) ・授業後,自筆ノートを利用し,講義の内容を要約する(40分)
所要時間: 各回およそ190分
スケジュール
- 生涯発達論導入,テーマの絞りこみ (とりあげる文献は,参加学生と相談の上決定する。以下はテーマの暫定案)
- 生涯の歩みと語り①(関係存在としての人間,語り)
- 生涯の歩みと語り②(語りと意味)
- 生涯の歩みと語り③(『意味の復権』)
- 生涯の歩みと語り④(喪失と語り)
- 生涯の歩みと語り⑤(老いと語り)
- 生涯の歩みと語り⑥(老いと知恵)
- 生涯の歩みと語り⑦(語りと沈黙)
- 生涯の歩みと語り⑧(語りと変容)
- 生涯の歩みと語り⑨(生成継承性,ケアへの視点)
- 経験のふりかえり(reflection) と意味
- ふりかえり(reflection) と学び
- ふりかえり(reflection) と変容
- 時間的展望,希望
教科書
課題文献と参考文献は授業時に案内する。
参考書
書籍情報はありません。