生命倫理学特殊研究I
博士後期課程実践宗教学研究科 - 死生学専攻
DARL7050
コース情報
担当教員: 浅見 昇吾
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 水5
形式: 対面授業
レベル: 800
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
50%
レポート
50%
詳細情報
概要
生命倫理の諸問題を社会的なコンテクストの中で理解し,その問題に対する自分の考えを論理的に提示するためのトレーニングを行う。最初に,生命倫理の基本的な幾つかの文献を講読する。また,その文献にまつわる問題について参加者に報告してもらうとともに,全員でディスカッションを行い,生命倫理の問題に対する理解を深めていく。その後,各自の関心に応じて選択したテーマについて報告を行ってもらう。問題の整理の仕方,議論の展開の仕方などを吟味することになる。
目標
報告や発表等を通じて生命倫理の問題や文献の論点を整理する力を身につけるとともに,自分の考えを論理的に提示できるようになること。
授業外の学習
毎回の授業後,以下の学習(合計190分)を行うことが求められる。 ・自筆ノート・メモを利用し,講義の内容を要約する(40分) ・授業中に言及された文献もしくは参考文献を読む(120分) ・授業で言及された事実やデータをインターネットの複数のサイトで確認する(30分)
所要時間: 毎週およそ190分の学習が必要
スケジュール
- 演習へのイントロダクション,生命倫理の問題の概観
- 論文の構成の問題,生命倫理の論文の特徴
- ケアに関する報告とディスカッション
- 人工妊娠中絶に関する報告とディスカッション
- 不死の問題に関する報告とディスカッション
- パーソン論の問題に関する報告とディスカッション
- 看護倫理の問題に関する報告とディスカッション
- 尊厳死の問題に関する報告とディスカッション
- AIの問題に関する報告とディスカッション
- 緩和ケアの問題に関する報告とディスカッション
- 生誕の諸問題を主題に選んだ参加者のプレゼンテーションとディスカッション
- 終末期の諸問題を主題に選んだ参加者のプレゼンテーションとディスカッション
- 生命倫理のその他の問題を主題に選んだ参加者のプレゼンテーションとディスカッション
- 演習のまとめ
教科書
授業中に適宜指示する。
参考書
授業中に適宜指示する。