死生学特殊研究II
博士後期課程実践宗教学研究科 - 死生学専攻
DARL7020
コース情報
担当教員: 佐藤 啓介
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金6
形式: 対面授業
レベル: 800
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
10%
授業参加
40%
リアクションペーパー
30%
レポート
20%
詳細情報
概要
哲学・宗教学・心理学・倫理学などの多様な分野にまたがる死生学について,その学問的な全体像を把握し,その研究の基礎的手法を習得し,受講者各自の研究課題を発見することを目指す科目である。 特に2024年度秋学期は「文化・芸術と死生学」をテーマとする。 受講者は,各自の研究テーマに沿った文献検索に始まり,文献の読解,文献に基づく研究展開方法を学び,ケアや宗教の実践とのかかわりについて各自の視点を深めていくことを目指す。また,大学院にて求められる実践的な研究技法や論文執筆法についても技術習得を目指す。
目標
・死生学の学問的な体系について,とりわけ死生観・生命倫理の領域に関して,基礎的な理解を習得できるようになる ・死生学の各自の研究テーマについての視座を獲得し,自身の研究課題を設定できるようになる ・文献読解を中心として,死生学の研究手法を獲得できるようになる
授業外の学習
毎回の授業前,授業後に指定した文献を事前・事後に読むことを求めます 予習:事前にmoodleに掲出する資料を読んでくる 60分 復習:自身の発表を準備する 100分 復習:授業に基づいて自身の研究発表をブラッシュアップする 30分
所要時間: 授業1回あたり190分以上の予習・復習
スケジュール
- イントロダクション
- 死生学とは何か:その成立と社会背景
- 死生学とは何か:その方法
- 死生学の方法:倫理学的アプローチの理論
- 死生学の方法:倫理学的アプローチの実践
- 死生学の方法:心理学的アプローチの理論
- 死生学の方法:心理学的アプローチの実践
- 死生学の方法:社会学的アプローチの理論
- 死生学の方法:社会学的アプローチの実践
- 死生学の方法:宗教学的アプローチの理論
- 死生学の方法:宗教学的アプローチの実践
- 死生学の方法:哲学的アプローチの理論
- 死生学の方法:法学的アプローチの理論
- 研究手法の実践を学ぶ(論文執筆法について)
教科書
最新の論文や文献を使用するため,現時点では指定せず, 授業内で受講生との相談のうえ決定する
参考書
授業中に適宜指示する。