現代アフリカ研究

総合グローバル学部 - 総合グローバル学科(教授言語:日本語)

BGS60600

コース情報

担当教員: 佐藤 千鶴子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 金2

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

10%

リアクションペーパー

10%

授業内期末試験

授業期間中

50%

中間試験

授業期間中

30%

詳細情報

概要

本授業では,移民と難民を取り巻く問題群に関する講義を通じて,現代アフリカの政治と社会について理解を深めることを目指します。具体的には,アフリカの移民と難民に関わるさまざまな具体的事例を通して,移民や難民が発生する背景,受入れ社会での状況,開発との関わり,難民保護の課題について学びます。

目標

・アフリカの移民と難民をめぐる歴史と現在に関する知識を習得する。 ・国際人口移動に関するさまざまな概念を理解し,アフリカの現実と照らし合わせて説明できるようになる。

授業外の学習

・予習:次回の授業で学ぶアフリカの国や地域について情報収集をする。とくに,歴史に関する予備的な知識の収集を推奨する。 ・復習:配布資料を復習し,授業で得た知識や理解した内容を確認する。授業で紹介する関連文献を読み,さらに理解を深める。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. イントロダクション(以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる)。
  2. 移民国家としての南アフリカの成り立ち
  3. 南部アフリカにおける域内人口移動の歴史的展開
  4. 民主化した南アフリカの移民政策と難民政策
  5. 移民送出し国マラウイと「移民の文化」
  6. コンゴ民主共和国出身の難民と庇護申請者
  7. 国際移民の社会的保護の課題
  8. 中間試験と解説
  9. アフリカの難民問題と国際社会の取組み
  10. アフリカ諸国の難民受入れ政策:キャンプと難民居住地
  11. アフリカ大湖地域の紛争と難民①ルワンダとコンゴ民主共和国
  12. コンゴ民主共和国の紛争に関するVTR鑑賞と解説(補講日)
  13. アフリカ大湖地域の紛争と難民②ブルンジ
  14. 授業内期末試験と解説

教科書

使用しない

    参考書

    第1回授業の際に紹介するほか,毎回の授業でも関連文献を案内する。

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