国際政治経済論(政治学的アプローチ)1

総合グローバル学部 - 総合グローバル学科(教授言語:日本語)

BGS58600

コース情報

担当教員: 鈴木 一敏

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水3

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

定期試験

定期試験期間中

100%

その他

授業および成績評価についてのポリシーは,初回講義で説明する。

0%

詳細情報

概要

国家間の経済関係(特に貿易や投資の自由化)の政治的側面に焦点を当て,基本的に時間軸にそって,その秩序の変化を概観する。これに並行して国際政治経済学の主要な理論を紹介することで,複雑な国際政治経済現象を分析的に見ることを学ぶ。歴史的知識や理論的思考の適用・応用を見据えた理解を深める。

目標

1) 国際政治経済の歴史を政治学的な視点から捉え,理解を深める。 2) 国際政治経済現象の背景にあるメカニズムに着目し,分析的に捉える能力を涵養する。

授業外の学習

以下の復習をすること。(合計210分程度) ・初回授業時に示す参考書等も参照しつつ,授業内容を自分なりにノートに整理する。(授業時間に加えて30分程度) ・ほとんどの回で授業中に紹介した議論・理論の原著論文など(英文)を示すので,授業終了後に熟読のうえ,概要をまとめておくこと。(180分程度) ・その他,興味をひかれた問題については専門書や原典にあたるなど,自発的に学習を進めること。

所要時間: 210分

スケジュール

  1. ガイダンス *以下の予定は,講義の進捗や学生の理解状況等によって修正・変更する。
  2. パックスブリタンニカの国際経済システム
  3. パックスアメリカーナ以降の国際経済システム
  4. 貿易自由化と保護の理論(比較優位と幼稚産業保護論,戦略的通商政策を簡単に)
  5. 国際公共財理論
  6. 覇権安定論とその批判
  7. 国際制度論
  8. 協力の進化
  9. 相対利得
  10. 相互依存論
  11. 国内利害対立
  12. 国内制度と政策決定
  13. 国際交渉
  14. 規範

教科書

特定のテキストは使用しない。レジュメをムードル上で配布するので,印刷して持参すること。参考書は,初回講義にて複数紹介するので,各自検討のうえ,自分に合ったものを購入すること。

    参考書

    書籍情報はありません。

    © 2025 上智非公式シラバス. All rights reserved.