演習(国際安全保障論)1

総合グローバル学部 - 総合グローバル学科(教授言語:日本語)

BGS57662

コース情報

担当教員: 齊藤 孝祐

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水5

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

50%

その他

上記のほか,3年次はプレゼンの実施,ゼミ論の提出を評価要件とする。4年次はプレゼン実施および卒論への取り組み状況を評価に加味する。

50%

詳細情報

概要

現代の外交・安全保障問題を理解し,それを学術論文としてかたちにするための手法を学ぶ。そのために,三つのプロジェクトを進める。①政策提言プロジェクト:個々の研究関心に沿った現実の諸課題をとらえ,それに対していかなる政策オプションが考えられるかを検討・提案し,議論を行う。②共同研究プロジェクト:与えられた研究課題についてグループで情報収集と分析を行い,結果をまとめる。③論文執筆プロジェクト:調査研究の成果報告及びディスカッションを行う。個々の研究テーマについては最後に卒論・ゼミ論としてまとめてもらう。 *各自の研究報告をもとに,秋学期には論文をまとめてもらうことになるので,通年での参加を前提としたゼミ運営を行う。 *シラバスの授業計画は便宜的なものであり,作業や報告の順序は受講人数や受講生個人の進捗状況等にあわせて適宜組みかえる。初回のゼミで報告順を決定する。

目標

ゼミを通じて国際政治学・安全保障論に関する発展的な知識を身につけたうえで,必要な資料を収集・分析し,研究報告や論文のかたちで論理的にまとめきる力を高める。

授業外の学習

3つのプロジェクトそれぞれについて,担当者が事前に調査を実施し,レジュメを作成したうえでわかりやすく内容と論点を報告できるよう準備すること。政策提言プロジェクトについては,事前に指定の教科書を各自読み進めておくこと。(190分以上,終わるまで) 研究報告や論文作成をはじめ,各自が相応の時間を割いて準備していく必要があるので,計画的に進めてほしい。ゼミはその「結果」を報告し,議論や指導を受けてさらに内容をブラッシュアップしていくための場という位置づけとなる。

所要時間: 190分以上,調査・報告を完成させるのに必要な時間をかけること。

スケジュール

  1. イントロダクション,報告分担の決定
  2. ディスカッションセッション
  3. 政策提言プロジェクト①:政策分析の手法
  4. 政策提言プロジェクト②:政策を調査・分析する
  5. 政策提言プロジェクト③:政策選択肢を考える
  6. 政策提言プロジェクト④:政策提言の実施(1)
  7. 政策提言プロジェクト⑤:政策提言の実施(2)
  8. 政策提言プロジェクト⑥:政策提言の実施(3)
  9. 共同研究プロジェクト①:テーマを理解する
  10. 共同研究プロジェクト②:文献・資料調査の実施と分析
  11. 共同研究プロジェクト③:成果の取りまとめ
  12. 共同研究プロジェクト④:成果の報告と討論(1)
  13. 共同研究プロジェクト⑤:成果の報告と討論(2)
  14. ディスカッションセッション

教科書

指定の教科書は春学期・秋学期共通で使用する予定。

  • 政策過程分析入門(第2版)

    著者: 草野厚

    出版社: 2012

  • 政治学のリサーチ・メソッド

    著者: スティーブン・ヴァン・エヴェラ

    出版社: 2009

参考書

書籍情報はありません。

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