演習(中東・アフリカ研究C)1

総合グローバル学部 - 総合グローバル学科(教授言語:日本語)

BGS57646

コース情報

担当教員: 山口 昭彦

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 木5

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

50%

レポート

50%

詳細情報

概要

中東地域におけるさまざまな歴史的事象あるいは現代的課題のなかから自分が面白いと思えるものを見つけ出し,それに関連する先行研究や資料を博捜することで独自の研究テーマとして育て上げ,最終的に論文としてまとめることを目標とする。そのためには,現在に至るまでの中東の歴史の流れに対する幅広い知識を身につけるとともに,学術論文の形式,論理展開,論拠の示し方などに習熟することが求められる。具体的には,特定の文献を輪読し,理解を深めていくことが主たる作業となる。今年度はラシード・ハリーディー『パレスチナ戦争―入植者植民地主義と抵抗の百年史』を取り上げる。また,各受講者が自らの研究テーマについて口頭発表を行い,他の受講者からの意見を参考にさらに研究を深める機会も設ける。

目標

とくに近代以降の中東地域の歴史的な流れを踏まえながら,春学期中に自分なりの研究テーマを見つけ,それを掘り下げるための文献調査や資料読解能力,さらに学術的な議論の組み立て方を体得する。

授業外の学習

演習では積極的な発言と意見交換が求められる。そのためには各回の授業で取り上げる文献などを事前に読み込んで,自分なりに論点や疑問を整理しておく必要がある。また,各自が関心のあるテーマに関する口頭発表やそれをもとにしたレポートの提出を求められており,そのための準備も授業時間外に着実に進めておき,適宜,担当教員の指導を受けなければならない。さらに,演習の際に行われた議論を授業後に振り返り,そこから自分が学んだ知識や技能を確認してほしい。 各回で設定されている課題に関する事前準備(90分程度) みずからの研究テーマに関する口頭発表の準備およびレポート等の作成(60~90分程度) 授業後の復習を通じた知識・技能の定着(40分程度)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. (以下の予定は授業の進行状況に応じて変更されることもある。) 導入:教科書に指定した図書の輪読の分担を確認する
  2. 文献講読
  3. 文献講読
  4. 文献講読
  5. 文献講読
  6. 各自の研究テーマの紹介と質疑
  7. 文献講読
  8. 文献講読
  9. 文献講読
  10. 文献講読
  11. 文献講読
  12. 研究構想発表
  13. 研究構想発表
  14. 研究構想発表

教科書

今年度は,以下の文献を教科書として取り上げる。

  • パレスチナ戦争―入植者植民地主義と抵抗の百年史

    著者: ハーリディー,R【著】/鈴木 啓之/山本 健介/金城 美幸【訳】

    出版社: 法政大学出版会・2023年

参考書

書籍情報はありません。

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