演習(中東・アフリカ研究B)2

総合グローバル学部 - 総合グローバル学科(教授言語:日本語)

BGS57645

コース情報

担当教員: 赤堀 雅幸

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 月4

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

50%

レポート

50%

その他

ゼミ論はA4判10枚(12,000字)を目処とする。

0%

詳細情報

概要

中東を舞台とし,人類学の視点をもって,自分なりの問題(テーマは中東に関係していれば自由)を発見し深めた上で,これを口頭と文章で表現する。年度末にゼミ論文(論文以外の表現形式も許容する)を完成し提出することも最終の目標とする。秋学期開講の本科目では,自己のテーマを調査し整理し表現することに力点をおく。担当者は,エジプトのベドウィンの研究から始めて,中東各国を中心に調査を行い,民衆の間のイスラーム信仰のあり方を中心に研究を行っている。また本授業に付随して,適宜の回数の個人面談を実施する。

目標

中東および人類学に関する理解を深めつつ,自らの問題意識を深め,論文の構想を練って,これをゼミ論としてまとまった形で表現するのが最終目標であり,それに必要な知識と技量を身につけるのが本科目の到達目標となる。同時に,他の授業参加者の取り組みに協力することも重要である。これらを通して,個々人の関心を探求しながら,グループワークとして全体が力を伸ばしていく経験を持つことを重視する。

授業外の学習

最終的に自分なりの作品としてゼミ論等を完成させるためには,授業時間外の学習がきわめて大きな要素をなす。授業はゼミ論完成に向けた道筋の里程を示す役割と,自分の考え方を披露して他の参加者のフィードバックを受けることで,さらにゼミ論の質を向上させるための機会と捉え,主たる学習は授業時間外になされると考える必要がある。平均的には授業前,授業後に,自身の研究を深めるためにそれぞれ95分程度の取り組みが必要となる。また,個別の論文について,複数回,授業時間外に個別面談を行う。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 論文を書くこと(コースワーク)
  2. 文献参照について(コースワーク)
  3. 卒論卒研構想発表1
  4. 卒論卒研構想発表2
  5. 卒論卒研構想発表3
  6. ゼミ論構想発表1
  7. ゼミ論構想発表1
  8. ゼミ論構想発表2
  9. ゼミ論構想発表3
  10. 特定主題での議論1
  11. 特定主題での議論2
  12. 特定主題での議論3 1月上旬にゼミ論の提出
  13. ゼミ論合評1
  14. ゼミ論合評2 2月上旬にゼミ論改稿版提出

教科書

各自のテーマを追求するため,とくにテキストは定めない。

    参考書

    講義中にさらに多数を示す。

    • 大学生・社会人のためのイスラーム講座

      著者: 小杉泰他編

      出版社: ナカニシヤ出版,2018年

    • イスラーム世界研究マニュアル

      著者: 小杉泰他編

      出版社: 名古屋大学出版会,2008年

    • 岩波 イスラーム辞典

      著者: 大塚和夫他編

      出版社: 岩波書店,2002年

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