演習(アジア研究C)2

総合グローバル学部 - 総合グローバル学科(教授言語:日本語)

BGS57635

コース情報

担当教員: 櫻田 智恵

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 月3

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

40%

その他

3年生は,それぞれ関心のあるテーマについて研究発表をし,学期末に6000字程度の小論文を提出てもらいます。 4年生は,自身の卒業論文について中間報告をし,学期末には卒業論文を完成させて提出できるようにしてもらいます。 前半の書評レポートと,後半に行う各自の研究テーマへの取り組みの双方を総合的に判断して評価します。

60%

詳細情報

概要

19世紀後半から現代に至る東南アジアの歴史について考察するのが,このゼミのテーマです。歴史学は,単に出来事を羅列するものではなく,その背景にある因果関係を複合的・多角的にみていくことが求められます。さらには,ある資料を発見した時,その資料が発信されたり残された事情についても慎重に見極めることが必要です。ゼミでの学びを通じて,そうした力を身につけます。 秋学期は,2つのパートに分けて実施します。 前半では,春学期に引き続き書評レポートの執筆,発表を行います。春学期とは役割を交代し,4年生が中心となって執筆/発表し,3年生はそれに対する添削/コメントをします。 後半では,各自の研究テーマを深めることを目指します。4年生は各自が執筆する卒業論文の完成を,3年生は自身が関心のある研究テーマについて調べ,研究背景と先行研究をまとめます。

目標

【3年・4年生共通】 研究を行う際に重要になる研究倫理について理解する 【3年生】 ①資料の収集方法について理解し,それを分析する能力を身につける ②関心のあるテーマをみつけ,それについて調べて報告,レポートを執筆することができる ③他の人の書評レポートを添削/コメントできるようになる 【4年生】 ①卒業論文を執筆できる ②他の受講生の研究テーマにも関心を持ち,質問や意見を述べることができる

授業外の学習

演習は,指定した図書を基に,調べてきたことを報告したり議論したりする時間です。 そのため,事前に指定図書を読んだり,それについて調べたりする時間は必ず必要です。また,演習中に議論された内容について振り返り,関連する本や論文を読んで自分の考えを醸成する活動も求められます。 こうした活動を通じ,自分が執筆する卒業論文のテーマや方向性を決めていきましょう。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. ・夏休みの活動報告,留学報告,今後取り組みたい研究テーマについて ・輪読する文献の決定
  2. 論文の書き方,資料分析の手法(講義型)
  3. 文献講読① 前期とは逆に,4年生が中心となって執筆し,3年生が添削/コメントをします
  4. 文献講読② 前期とは逆に,4年生が中心となって執筆し,3年生が添削/コメントをします
  5. 文献講読③ 前期とは逆に,4年生が中心となって執筆し,3年生が添削/コメントをします
  6. 文献講読④ 前期とは逆に,4年生が中心となって執筆し,3年生が添削/コメントをします
  7. 4年生の卒論中間報告① 卒業論文の内容についてプレゼンテーションし,質疑応答をします
  8. 4年生の卒論中間報告② 卒業論文の内容についてプレゼンテーションし,質疑応答をします
  9. 4年生の卒論中間報告③ 卒業論文の内容についてプレゼンテーションし,質疑応答をします
  10. 4年生の卒論中間報告④ 卒業論文の内容についてプレゼンテーションし,質疑応答をします
  11. 3年生の研究成果報告会① 卒論の序章にあたる部分(研究背景,先行研究の分析)について執筆し,その内容をプレゼンしてもらいます
  12. 3年生の研究成果報告会② 卒論の序章にあたる部分(研究背景,先行研究の分析)について執筆し,その内容をプレゼンしてもらいます
  13. 3年生の研究成果報告会③ 卒論の序章にあたる部分(研究背景,先行研究の分析)について執筆し,その内容をプレゼンしてもらいます
  14. 総括

教科書

授業中に適宜提示します。

    参考書

    論文の書き方について,下記書籍が参考になります。

    • 基礎からわかる 論文の書き方

      著者: 小熊英二

      出版社: 講談社・2022年

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